ほうれん草と乳製品、その他
カルシウムが豊富な食品といったら、まず魚か乳製品が思い浮かぶのではないでしょうか。普段魚が苦手な人でも乳製品を摂ることでカルシウムの補給ができます。乳製品とほうれん草の組み合わせで栄養たっぷり摂りましょう!
ほうれん草と相性の良い食べ物1:牛乳
牛乳はグラタンやパスタ、スープなどクリーミーなレシピに使われます。ホワイトソースを作ったりお菓子作りに使ったりと、活用度はNo.1です。牛乳のカルシウムによってほうれん草のえぐみ(野菜の中に含まれているアク)が取れるため、特にイタリア料理では牛乳を活用しています。
牛乳にはたんぱく質や脂肪、カルシウムなどが含まれていて、ほうれん草との相性が良いんですね。牛乳といってもいろいろな味があって、料理に影響しますから慎重に選んでくださいね!
ほうれん草と相性の良い食べ物2:チーズ
チーズにはフレッシュなモッツァレラチーズ・低カロリーのカッテージチーズ・硬めのパルミジャーノレジャーノチーズなど、たくさんの種類があります。風味もコクもぜんぜん違います。
1日の目安量として、チーズ1切れ(25g)が牛乳200mlに相当するといわれています。牛乳を飲むとおなかがごろごろする、なんていう人はほうれん草のピザやパスタでチーズを摂ってみてくださいね。
ほうれん草と相性の良い食べ物3:バター
バターは、香りつけとして重要な役目をしています。グラタンやパスタなど、バターを使うことで香りが良く、ほうれん草が甘く感じるようになります。しかしバターの効果はそれだけではありません。
ほうれん草のえぐみを取るために食用油のように炒めるときにも使われます。油が絡まると、唾液カルシウムとほうれん草がくっつかないように働くんですね。ビタミンA(ベータ・カロテンやレチノール)のように脂溶性ビタミンは油によって吸収率が高くなるので、是非バターを活用してみてください。
ほうれん草と相性の良い食べ物4:卵
卵を使った料理にはキッシュ・オムレツ・カルボナーラ・卵とじなどがあります。ドイツのキッシュやスペインのスパニッシュオムレツはほうれん草をたっぷりと使います。外国でもほうれん草を食べているんですね。
卵にはレシチンが含まれています。1日1個を超えると、コレステロールの摂りすぎになるといわれてきましたが、レシチンによって体内で合成したり調節する力があるので、摂りすぎの心配はありません。ほかにも鉄分・カルシウム・ビタミンA(レチノール)・ビタミンB1などたくさんの栄養が含まれています。卵は積極的に摂りましょう!
ほうれん草と相性の良い食べ物5:きのこ
グラタン・パスタ・ホイル焼き・ソテーなどにはきのこが使われています。きのこは秋が旬なので、ほうれん草と一緒に食べることが多いんですね。マッシュルーム・しめじ・しいたけ・まいたけなど、洋食にも和食にも登場します。風味が良く、だしをとるときにも使いますよね。
ビタミンB2ビタミンDのほかに食物繊維やベータ・グルカンという栄養もあります。ベータ・グルカンはガンや成人病を予防することで話題になりました。カロリーが低いので、たくさん食べることができますよ。
ほうれん草と相性の良い食べ物6:豆腐・豆乳
白和えや味噌汁には、ほうれん草と豆腐が使われます。ほかにもポタージュやグラタンなど、生クリームの代わりに加えることもあります。ふんわりとなめらかな舌触りで、栄養価も高いんですね。
たんぱく質・レシチン・イソフラボン・ビタミン・カルシウムなどが含まれています。大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似たような働きがあり、美肌効果やいらいらを抑える効果などがあります。健康や美容に気をつかう人は、是非豆腐を活用してください!
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