コイン博士になろう!

コインができるまで

コイン(お金)は私たちがいつも何気なく買い物をするときに使ったり、趣味(しゅみ)で集めたりしています。けれど、そのコインがどんな場所で、どのようにつくられているのか、みなさんは知っていますか?コインは身近にあるけれど、案外知らないものですよね。

日本の造幣局(ぞうへいきょく)について

造幣局

コイン(お金)は日本だけでなく、世界各国に存在(そんざい)します。では、そのコインはどこでつくられているのでしょう?それぞれの国の造幣局でつくられているんですよ。造幣局はコインをつくったり、貴金属(ききんぞく)の純度(じゅんど)をしらべて、証明(しょうめい)したりする国の機関(きかん)のことをいいます。

一般(いっぱん)の人も受付(うけつけ)をすれば入ることができます♪本局は大阪にあって、そのほかに支局が東京と広島にあります。造幣局とよばれるようになったのは1877年のことです。

有名な造幣局の桜(さくら)!

桜

造幣局のそばには「桜の通り抜(ぬ)け」といわれる道があります。およそ400本もの桜が植(う)えられている並木道(なみきみち)は造幣局のシンボルともいえるでしょうね!八重桜(やえざくら)をはじめ、約120種類の桜が咲(さ)いて、毎年春には一般開放され、多くの人々が満開(まんかい)の桜を楽しみます♪

造幣局の仕事(しごと)をくわしく教えて!

10円玉や100円玉といったふつうのコイン、コレクション用のキレイにみがかれたプルーフ貨幣もつくっています。 貴金属をつくったり、売ったりしている業者(ぎょうしゃ)さんにたのまれて、品位試験(ひんいしけん)をおこないます。また、どんな鉱物がふくまれているのかなどをしらべたりもするんですよ。 勲章(国が個人や団体に与えるもの)や褒章(政府が個人や団体に与えるもの)をつくります。さらに金属工芸品もつくっているんですよ。ちなみに長野オリンピックのときに使われたメダル、名古屋にある金のシャチホコなども、この造幣局でつくられたものです。

できあがったコインのセットや工芸品を販売もしています。キャラクターのメダルや記念コインをセットにしたものなど、いろんな種類があります

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造幣博物館(ぞうへいはくぶつかん)って?

造幣博物館って?造幣局の敷地(しきち)のなかに博物館があります。1969年にオープンした、この博物館はもともと火力発電所(かりょくはつでんしょ)だったものをリフォームしました。

博物館でまず目につくのは、外国人が写っているたくさんの写真!これは造幣局ができたころに働いていた人たちの写真です。機械(きかい)や建築(けんちく)のことにくわしい人が海外からたくさん来て働いていました。

博物館の中にはテーマ別に4つの部屋があります。多くのコインが展示(てんじ)されていて、それらにさわることができるコーナーもあるんですよ!もちろんコインの歴史も学ぶこともできます。

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コインはこうして造(つく)られる!

コインの製造工程
ここでコインの製造工程(せいぞうこうてい)を紹介しましょう。造幣局に予約をしておけば工場見学することもできますよ。

とかして、引きのばす

まずは銅やニッケルなどコインの材料を電気炉(でんきろ)に入れてとかします。そして金属のかたまりをつくっていきます。次に、そのかたまりを板(いた)のようにうすくのばし、コインの厚(あつ)さになるようにします。そのあと、クルクルと巻(ま)きます。

うちぬいて、ふちをつける

こうしてうすくのばした板をコインの形にうちぬきます。これで私たちが知っている丸いコインの形になるんですね。コインの形になったもののまわりを少しだけふくらませて、その部分を加熱(かねつ)してやわらかくしていきます。

洗って、もようをつける

少しずつコインらしくなってきました!ここまででコインにはたくさんの油などがついて、よごれています。このよごれを洗い流すために洗浄機(せんじょうき)に入れます。さらに脱水(だっすい)、乾燥(かんそう)させたら、今度は模様(もよう)をつけます。機械(きかい)でコインの両面同時に模様をつけていきます。

さいごに検査(けんさ)をする

これが最後の作業です。模様をつけ終えたコインをこまかくチェックします。ここでキズなどがついているものは取りのぞかれます。こうして検査に合格(ごうかく)したコインだけが袋(ふくろ)づめされるのです。

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