高塔
東京タワーを上から見てみると、高塔の記号と同じ形になります。展望台がある場所にもこの記号は使われています。電波塔の地図記号があるのに高塔の記号を使うのはおかしいですよね。地図を見て、実際の場所の目標がわかることが必要なので間違いではないのです。
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記念碑
有名な像や記念碑(きねんひ)などがある場所に使われるのがこの記号です。昔から作られていた石の記念碑(きねんひ)の形と、そこにできる影の形を表しています。目立つ場所や有名な記念碑(きねんひ)のある場所に使われています。下の線が右側に出ているのは影をあらわしています。
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煙突
煙突(えんとつ)から煙(けむり)が出ている様子をしめしています。煙突は、町の中で見かけることがあると思います。地図記号は小さな煙突ではなく、工場などにある遠くから見える煙突がある場所につけます。下の線が右側に飛び出していますが、記念碑と同じで影がついています。煙突の地図記号は工場をあらわしているわけではないので注意してください。
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電波塔
テレビやラジオを見たりきいたりするための電波を飛ばしている電波塔は、アンテナの丸い形に、電波が飛ぶときを表現する波がくっついて表されています。見た感じは音符のような形をしていますよね。電波を配信している場所があることによってしぜんとテレビやラジオを見たり、聴いたりすることができるのですね。現代社会には欠かせない場所といえます。
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油井(ゆせい)・ガス井(ガスせい)
油やガスは地下深くからとってきます。昔に使っていた場所でも今、油やガスが出ない場所にはこの記号をつけません。現在使われている油井やガス井のある場所につけられています。デザインは井(せい)という文字に似てますよね。
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灯台
日本の中には、5000以上の灯台があります。光っている灯台も、電波を出す灯台もすべての場所に地図記号を使っています。昔は、光っている灯台がほとんどで、上から見たときの図をあらわしています。
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坑口(こうぐち)
坑口とは、どうくつやトンネルの入り口です。この記号だけは、上下が決まっていません。道路や山の向きなどによって変わり、穴の開いている方向にあわせて地図記号をつけます。
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風車
地図記号で表現する風車は風力発電用風車です。風車は町の中ではなく、山や広い平野に建っています。その中でも特に高さのある風車のある場所につけられています。
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送電線(そうでんせん)
送電線は電線と同じものですが電車や道路の上など、たくさん電気を通して使うのでとても太いものが多いです。実際に目立つものなので、地図の中では大切な目印になります。
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塀(へい)
コンクリートやレンガでつくられている塀がある場所に使われています。表示する基準としては、高さが2メートル以上の塀をあらわしています。
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色んな地図記号
地図は、生活にとって大切なものの1つです。地図の見方がわかると、自分がどこに住んでいるのか、目的の場所にどう行けばいいのかを調べることもできます。読み方を知らなければ何が書いてあるのかもわからなく、地図はただの絵になってしまいます。小学校3年生になると初めて社会の授業が始まりますが、地図帳を使って勉強していくのは、4年生になってからです。3年生では、自分の学校や家のまわりの地図を見て地図記号を学びます。でも、いろいろなところで地図を見ることはありますよね。デパートや公園の中の地図などではきっと見たことがあると思います。
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案内図の記号
地図記号って、本当に使われているのかわからないようなものまで記号になっている…と思ってしまいませんか? 最近では新しく地図だけではなく使われる記号があります。
デパートや観光地の地図には、それぞれ自分たちの記号が使ってあります。デパートでよく見かけるのは、トイレやレストランの記号だと思います。喫茶店(きっさてん)もありますね。この記号も、地図記号の種類です。一目見てすぐにわかるようになっています。日本語や英語がわからなくても子供でもすぐにわかるような記号がほとんどです。
標準案内図(ひょうじゅんあんないず)の記号としてみんな同じ記号を使おう、とされています。道路にある標識のように色がついている記号もあります。標準案内用図記号というものが2001年3月から、決められています。誰にでもわかりやすく記号から意味が理解できるようになっているのです。
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