日本式天気図記号
全部で21種類ある日本式の天気図記号は、丸といろいろな記号が組み合わさって作られています。雨や雪の隣にかいてある小さなカタカナで、強いことや霧などを表現しています。天気が不明のときに使う記号は、警察署の地図記号にそっくりですね。
▲ページTOP
風の向き・風の力
天気と同じく必要となるのが、風の方向と力です。それも記号で表すことができます。風の速さ、風速を知ることで海の状態がわかったり、必要な道具を用意したりと前もって準備をすることができます。天気予報を見れば、すぐにわかることですが天気図から天気や風向きを知ることがるのも便利になります。
線の先から丸(天気図記号)に向かって風がふいている方向です。たとえを見てみましょう。
[1]は、快晴で北の方向からふいている風で風力1となります。
[2]は、黒丸が雨を表していて、北西の風で風力が3です。
[3]は、曇りのとき、風力が8で南東の風をあらわしています。
風力は、線の数を数えるだけなので、方角がわかれば後は簡単に読むことができますよ。全部を知っていなくても、晴れ・曇り・雨だけを知っていれば、天気を理解することができますね。
風の速さ、風速は地上から10メートルの高さで測っています。速さは細かく決められていて、12段階で表していますが、線の数を数えるとすぐにわかります。片側に、6本ずつ線が書かれていきます。
▲ページTOP
世界で使われている天気図記号
世界基準の国際式天気図記号は、空にある雲の量を表しています。日本式天気図記号では、曇りというのは1つしかありませんが、国際式天気図記号では、7種類の曇りが合って、丸の中の白と黒の割合から雲の量を知ることができます。良く見てみると、日本式の天気記号と似ていますよね? 日本式は、世界基準の形を真似して作られているので、ほとんどの形が似ていますが、簡単に読むことができるように数が少なくなっています。国際式天気図記号はとても細かく決められているので覚えるのも大変そうですよね。でも、1度に現在と過去の天気や気温、雲の形までも知ることが出来ます。たくさんありすぎるので、良く使われている天気をあらわす記号だけを紹介しますね。
風速を表す記号も日本式の天気図記号とは違う形であらわされていて、単位がノットであらわされています。1ノットは、約1.9km/hとなっています。
▲ページTOP
世界地図
天気予報で、日本の形の地図の上を雲が流れている様子を見ることがありますよね? あれは、宇宙で人工衛星が取った衛星写真です。それから、世界の地図を作ろうとすると、飛行機に乗っても土地が広すぎて全体の写真をとることができません。そこで、人工衛星が撮影した写真が必要になります。衛星写真がインターネットで簡単に見ることがでるのを知っていますか? 検索するとすぐにみつけることができます。町の中心部の写真であれば、もしかすると自分の家まではっきりと見えることがありますよ。
▲ページTOP
地球は丸い?
地球が丸いことはみんなが知っていることですよね。なぜ丸いのでしょうか?宇宙は無重力で人間が住むことはできませんが、宇宙服を着て、宇宙の中をプカプカ浮くことはできます。それに、水をたらしてみても下に落ちることはなく丸くなって浮いているのです。地球は宇宙に浮いている大きな土と水のかたまりのことなのですよ。
でも、本当は、地球はボールのようなまん丸な形をしているわけではないのです。とても大きいから地球が平らではなくて丸いことも、まん丸ではないこともどちらも気がつきませんよね。地球は1日1回まわっています。あなたが立ってくるくると回ってみると、外に引っ張られるような気がしませんか? 地球も外がわにたくさんの力でいつも引っ張られているので少しだけですが、ゆがんでしまっていて、だ円型になっているのです。それに、地球の表面を見てみると高い山があったり、海があったりとボコボコした形になっています。それを地形図にあらわすためには、いろいろな装置で地球を測らなければならず、今でもどんどん新しい装置を開発して地球のことを調べています。
▲ページTOP |