函館がまだ「箱館」だった頃に北方開発の先駆者として活躍した高田屋嘉兵衛と、彼に関わる展示などがある資料館です。館内では当時最大級であった辰悦丸の模型や復元された日本初のストーブが目立っています。
嘉兵衛は北方開発や北洋漁業の先駆者ですが、同時に箱館と本州の交易の発展や、箱館が大火に襲われた際の被災者の救済活動や復興・発展事業などを行った者でもあります。しかもその復興や発展のための資金は嘉兵衛個人の財産から出ており、彼の所有田畑はほとんどなかったといわれています。それ故、嘉兵衛は「箱館発展の恩人」とされているのです。
嘉兵衛が尽力を注いだここ函館に、この資料館があるのも何ら不思議ではありません。彼の功績は今も函館に残っているのです。
名前 | 高田屋嘉兵衛資料館 |
住所 | 北海道函館市末広町13-22 |
電話番号 | 0138-27-5226 |
営業時間 | 午前9時~午後5時まで (入館4時30分まで) |
ホームページ | http://www.ikemi-net.com/takadaya/ |
休館日 | 木曜日(木曜日が休日の場合は金曜日休館))冬季休業12月29日~3月31日まで |
料金 | 大人(高校生以上)300円 子ども(小中学生)100円 共通券(北方歴史資料館)500円 |
駐車場 | なし |