ヨーグルトは、雑菌が入り込んでしまうと上手く発酵できず美味しく食べることができません。カスピ海ヨーグルトは、比較的簡単に作ることができます。市販されているヨーグルトは40℃以上で乳酸菌を活動させていますが、常温で作ることが出来るので手軽に手作りヨーグルトを楽しむことができます。
入手するには?
もともとカスピ海ヨーグルトを日本に持ち込んだ人は営利目的ではなく、人に譲っていき日本中に広まりました。現在ではインターネットを使って手に入れることができます。
決して高いものではないので、ヨーグルトを食べる習慣のある方にとっては牛乳を注ぐだけのカスピ海ヨーグルトは経済的と言えます。
他には、すでにカスピ海ヨーグルトを作っている人から菌を分けてもらいましょう。売られている菌から育てて作ると自分のものという感じもあって良いかもしれませんね。
ヨーグルトは生き物です! だから大事に扱いましょう。
・雑菌が入ってしまった時には、トロトロではなくかたまりができてしまいます。そのまま使い続けずに、あたらしくタネを分けてもらいましょう。
・もし、しばらく食べなかったり作れなかったりする場合には、容器ごと日が当たらないように紙や布巾で包んで冷蔵庫で保管しておきましょう。10℃以下のところでは菌は眠ってしまうので発酵しません。もし1ヶ月以上放っておく場合には冷凍してしまいましょう。
・食べる前に、次のヨーグルトを作るためにタネを取り分けましょう。食べている間には、口につけたスプーンから雑菌が入り込んでしまいます。出来上がって最初に行うことは、真ん中からタネを取り出しておくことです。
・容器を清潔に保ちましょう。洗剤を使ってよく洗い、できれば熱湯消毒をしておくと安全です。同じ容器を使い続けることは避けてください。
・部屋の温度が高い…というのは大丈夫です。直射日光が当たるような場所でなければ発酵が上手くできます。
・1つだけを繰り返し使うのではなく、3つほど時間をずらして作っておくのが賢い手です。何度も繰り返して作ることができるため、もし失敗してしまったときのために保存用を作っておいたほうが良いですよ。