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囲碁は碁石、碁盤を利用し、碁盤上でお互いに陣地を主張しあい、碁石を置き、最終的に陣地を多く獲得した人が勝ちというゲームです。プロの対局などで使われる一般的な19路盤と呼ばれるものは縦横に19本のラインが入っています。初心者などは9路盤と呼ばれるものを使い、範囲を狭めて覚えていくことが求められます。
碁石の置き場所は縦と横のラインが交差されたところとなっており、この交差した部分をどれだけ多く獲得できるかというのが問われていきます。
囲碁の基本的なルール
基本的なルールとして、相手の碁石を取るというのがあります。端に碁石がある場合には三隅に、それ以外の場所に碁石がある場合には四隅に置き、相手の碁石を自分ので包囲してしまえば、碁石を取ることができ、自分の陣地にしてしまうことが可能です。
囲碁の対極の流れ
同じ色の碁石が複数に連なっていれば、それをしっかりと囲んでしまえば一気に碁石を獲得することもでき、それだけ多くのエリアを奪取することができるようになります。そうさせないために、相手の碁石を狙いながらも自分のエリアを守るということを行いながら、囲碁の対局は進行していきます。
例外のある囲碁の打ち方
囲碁はどこに打ってもいいですが、いくつかの例外が存在します。例えば、そこに打つことは可能であっても、打った瞬間に取られてしまうようなエリアには打つことはできません。これを自殺手と言います。
相手の碁石で囲まれていたとしても、自分の碁石を置いてすぐに取られない状況であれば問題はないものの、置いても意味がないような手は自殺手として置くことができないため、そのあたりに注意が必要です。
また、そこに打ったときに、打つ前と同じような状況になってしまうようなこともできません。こうした状況をコウと呼び、いつまでも延々と同じ手が繰り広げられないようにルールで定められています。
囲碁の勝敗の決め方
最終的な勝敗の決め方ですが、4つの数字の合計で決まります。
まずは地の大きさです。
地というのは陣地を指しており、それがどれだけあるかを計算します。
次に相手から取った碁石の数です
これをアゲハマと呼び、いかに多くのものを取ることができるかというのも勝敗では非常に大事な要素となります。
次に相手の死活です
死活とは、自分の陣地の中にある相手の碁石のことであり、取ろうと思えばいつでも取れるものが死活となり、取ろうにも取れないものはいくら自分の陣地の中でも取ることはできず、これは死活ではありません。
勝敗の決め方の4つ目にあたるものはコミと呼ばれるもの
いわゆるハンデキャップであり、先手の黒がどうしても有利になるため、後手の白に6目半のハンデキャップを与えることをコミと呼びます。
半目は碁石半分の意味合いがあり、後手は常に6目半分のハンデキャップをもらい、たとえ、先手が地の大きさで上回ったとしても、そのリードが6目以下であれば後手が勝つというものでもあります。
引き分けを回避するためにコミが用意されており、国際的に行われている囲碁の棋戦などを参考にしながら、日本においてもコミに関するルールが変化することもあります。
囲碁の対極でのテクニック
これらが基本的なルールですが、いかに碁石を取られないようにするかが問われます。
次にアタリを回避する手を打たなければ確実に取られてしまうため、アタリを回避するためにそれを助ける手というものがあります。
こうすることで、あと1個包囲されれば取られたものがあと3個となるなど、延命を果たすことが可能です。
ツナギと呼ばれる手ではバラバラに点在する碁石を1つの線のようにつなげて、強固なラインを作って簡単に地を作らせないことも基本的なテクニックとして用いられます。
キリと呼ばれる手は相手の連携を断ち切る手です。断ち切ってしまえば、包囲網を築く足掛かりになるため、対局を優位に運ぶことができます。
このため、相手がキリに動いた場合には、簡単にその思惑を果たせないようにするためにも回避する必要があり、相手が打ちたい場所に打つなどして回避していくことが求められます。
このように、アタリ、ツナギ、キリなどに気をつけ、コウになることをできるだけ避けながら打つことが必要であり、初心者の人はそのすべてをいきなり実践しなければならないため、できるだけ碁石を取られないことに集中する必要があります。
最初のうちは9路盤から始めることがおすすめであり、ソフトによっては5路盤からスタートできるものもあるため、そこで囲碁の基本的なルールを学ぶことが大切です。
そして、だんだんと路盤の数を増やし、囲碁のゲームなどで初心者用のものを何回もこなしてルールを知っていくことで上達を見せることがあります。また、本などで対局の流れやどんな手を打っていけばいいのかなどを学び、チャレンジしていくことで自然と上達するようになります。まずは自分なりのやり方でやってみるのがおすすめです。
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投稿者プロフィール
- 昔のおもちゃアルバムを編集している編集長。「別館」「本館」ともに今でも遊べる楽しいおもちゃや遊び方を広めています。知育に必要なアイテムもオリジナルで作ればもっと楽しくなります。好きを形に!をモットーに楽しいサービスを提供しています。
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