レバー |
貧血予防といえば・・・そう、レバーです。焼肉屋さんでも、ユッケに次ぐ人気メニューとなっていますよね。あの独特な味と食感、病み付きになっている人も多いのでは? ちなみに、私はレバーが大・・・キライです。あの生臭さと食感が苦手でどうも食べることが出来ません。 |
レバーとは
日本でレバーというと、肝臓よりも「食用肝臓」を指すことが多いです。牛や豚、鶏などのレバーは焼きレバーやレバ刺しといった調理法で食されます。他にも、ガチョウの肥大化した肝臓「フォアグラ」や鶏の肥大化した肝臓「白レバー」などがあります・・・が、これらは一羽から取れる量が少ないため、食べられる機会も少ないでしょう。レバーは内臓の中で最も柔らかく、さまざまな栄養素(タンパク質や鉄分、葉酸など)が含まれています。葉酸や鉄分には造血を助ける働きがあるので、多量の鉄分摂取が必要な人(妊婦など)にはもってこいの食べ物です。また、レバーは傷みやすい食べ物でもあります。食中毒やウィルス性肝炎の危険性もあるので、生食の際は鮮度などに注意しましょう。
「レバー」のいろいろ
レバ刺しが大好物!という人もいれば、見るのもイヤ・・・なんて人もいるでしょう。ここでは、レバー嫌い(私もですが)を克服するための知識を集めてみました。まずは、レバー嫌いに最も多いとされる「臭い」です。血の臭いというか、独特な生臭さ・・・これが嫌いという人も多いのでは?これは、下処理することでだいぶ改善されます。まずは流水でよく洗い、血のかたまりや脂などを取り除きましょう。それを冷水や牛乳、サケなどに浸けて血抜きします。長時間浸けてもそれほど効果は変わらない・・・というよりも、むしろビタミンの損失に繋がるので30分くらいを目安にしましょう。このような下処理をすることで、レバー特有の生臭さも改善されますよ! また、レバーのパサパサっとした食感が嫌い・・・という人も多いと思います。これは加熱し過ぎと同時に、鮮度の落ちたものでも多く見られます。「新鮮」なレバーを「サッ」と調理することで、パサパサ感も気にならなくなりますよ!
牛肉料理~レバー編~
レバーは苦手・・・という人でも食べられるようなレシピを紹介します。このレシピなら、レバー特有の臭みや食感も気にならない・・・はず。レバー嫌いのみなさんも、「騙された」と思って一度チャレンジしてみませんか?
レバーとキャベツの甘味噌炒め
【材料】4人分
レバー50g、サケ適量、ゴマ油大さじ1、生姜(みじん切り)1/2かけ、ニンニク(みじん切り)1/2かけ、豚ひき肉100g、ゴマ油大さじ1、生姜(みじん切り)1/2かけ、ニンニク(みじん切り)1/2かけ、玉ネギ1/2個、ピーマン1個、キャベツ1/4個、合わせ調味料(豆板醤小さじ1/2、テンメンジャン大さじ2、サケ大さじ1、しょう油大さじ1、スープ大さじ1)
【作り方】
1. レバーの下処理をして(「レバー」のいろいろ参照)、水気を拭いたらみじん切りにする。
2. フライパンにゴマ油と生姜、ニンニクを入れて香りが出たら1のレバーを加えて炒める。
3. 2に豚挽き肉を加え、合わせ調味料の半量を加えてよく炒めたら一度お皿に取り出す。
4. フライパンにゴマ油と生姜、ニンニクを入れ香りが出たら玉ネギ(薄切り)とピーマン(乱切り)、キャベツ(ざく切り)を加えてサッと炒める。
5. 4に3の肉を戻し入れ、残りの調味料を加えて強火でサッと炒めたら出来上がり。
レバーは女性の味方?
牛レバーに含まれるビタミンEには、ホルモンバランスを調整する作用があります。生理痛や生理不順など、女性特有の諸症状にも効果的・・・それらに悩む人はぜひ一度お試しください。また、鉄分補給が必要な人(妊婦さんなど)には豚レバーがオススメです。牛レバーの鉄分含有量が4mg(100g中)に対し、豚レバーは13mgとされています。だからと言って、摂り過ぎは禁物・・・1日の必要量(レバー2~3切れ)に留めましょう。
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