心を運ぶ手紙

嬉しい手紙

心に残る手紙を

手紙を書くとき、特に女性から女性へ宛てる手紙では、使う封筒や便箋を選んでいるだけでも楽しいのではないでしょうか。一文字ずつ丁寧に書かれた手紙は心に残ります。相手に気持ちを伝えるには、手紙を使うといいのではないでしょうか。

メールではなく手紙で

若い人を中心に、手紙離れが起きています。手紙だと投函してから手元に渡るまで、数日かかる場合がありますが、メールだと、送信してから数秒後には相手に届いてしまうと言う、便利さがあります。急ぎのときのメールは大変便利ですね。

 

最近では、携帯電話やパソコンを持っていない方が珍しいくらい、世の中に普及しています。そのため、友達同士だけではなく、親子間でもメールすることが多くなっているようです。普段、離れて暮らしている親子でも、急ぎの用事はメールで、母の日、父の日や誕生日などは、プレゼントと一緒に、心のこもった手紙を書いてみませんか? 

 

もらう方は、メールとは違う、感慨深いものがあるでしょう。手紙は心に響きます。メールがいけないというわけではありません。普段はメール、何か特別なときは手紙と言う風に、使い分けてみませんか? 

 

昔は文通がはやっていて、雑誌の文通欄に人気が集まっていました。見ず知らずの人と長い間文通を続けた経験のある、年配の人もいるでしょう。今の若い子でいえば、メルトモでしょう。きっと感覚は同じなのでしょう。

手紙?ハガキ?

手紙を書こうか、それともハガキにしようか……いざ書いてみようというときに、迷ってしまうかもしれません。どちらがいいのでしょう。

内容が長くなるような場合、他人に内容を見られたくない場合は手紙がいいでしょう。簡単な挨拶のときや、旅行先からの場合は、ハガキがいいでしょう。ハガキは他人に見られてしまう可能性があるということを頭に入れておきましょう。旅先では絵葉書がいいかもしれませんね。

絵手紙

絵手紙は、文字通り絵の描いてある、手紙やハガキのことです。趣味で絵手紙をやっている人も多いですね。短い文を添えて近況報告などをします。描く絵はどのようなものでもよく、動物や植物、野菜や果物、景色など、文面と関係なくても全然かまわないのです。

 

描く絵は、よく下手な方がいいと言われていますが、これは誤解を招く言葉です。この言葉通り、わざと下手に描く人がいるようですが、下手でもかまわないから心を込めて描きましょうという意味です。できれば送る相手を決めてから描くといいでしょう。使う道具も、何を使ってもかまいません。

 

・ 絵手紙の特徴

絵手紙の特徴ヘタでいい ヘタがいい』これが絵手紙のキャッチフレーズだそうです。だからといって、ヘタなものがいいというのではなく、自分らしさを出して、心を込めて描くのがコツです。また、下書きをしないでぶっつけ本番で描きます。こう描くべきだと言うお手本もありません。自分のみたまま、感じたままを描くのです。

 

・ 筆の持ち方

これといった描き方はありませんが、大事なのはリラックスしてからだの力を抜くことです。そのため、筆の上の部分を持って書くことをお勧めします。腕に力を入れずに線を引いてみましょう。

 

・ 描いたものは投函しましょう

せっかく描いた絵手紙です。完成したら手元にためておかず、誰かに出しましょう。絵手紙には書き損じはありません。たとえ失敗しても色を塗るときや、言葉などでカバーできるからです。人の書いた絵を真似することなく、自分だけの絵を描いてみましょう。きっと受け取った人は、添えられた、たった一言の言葉でも、とても嬉しく思うはずです。

 

・ 使う道具

絵手紙を描くのに必要な道具は、何でもかまいません。色鉛筆でもクレパスでも、好きな物を使いましょう。多くの人が使っているのは墨と絵の具です。文房具店では絵手紙用の絵の具セットが販売されていますので、利用してみるのもいいでしょう。

墨で線を描き、乾いてから彩色していきます。絵手紙が完成したときに押す、印も用意しましょう。消しゴム印が好まれているようです。自分で消しゴムに印を彫ってみませんか? 絵や文字を引き立ててくれる役割もします。



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