人の体の中は、もともと電気が流れるようになっています。プラスとマイナスが両方、体の中にあります。ふつう、健康な体はプラスとマイナスのバランスがとても良いときなのです。
家の中にも外にも、電気を使ったものが多くありますよね。テレビやパソコン、信号機や電灯など電気がたくさん使われています。電化製品からはプラスのツブ、プラスイオンが出てきています。空気の中にプラスイオンがとても多くなり、空気を吸っている人間の体の中にまで入り込んできます。そうすると、体の中ではイオンのバランスがくずれてしまってプラスが多くなってしまいます。
静電気は血の中までも!?
静電気をためてしまった人間の体の中はプラスが多くなっています。この意味は、体から電気を逃がしにくいということになります。その時の血液の状態は電気を通しにくい、つまりドロドロとしていて抵抗が高くなっているのです。食事が不規則になったり、栄養バランスが悪かったりすると血液にも影響してきます。静電気をすぐに感じてしまう電気人間は、体の中から変えていくことが必要です。
ツメは健康を測る定規
ツメは、どんどん伸びてくるので切らなくてはならないもので面倒かもしれませんね。でも、ツメは大切な役割を持っています。ツメから、すけて見える皮ふの色がピンク色だと健康な証拠になります。静電気は指先から起こることが多いので、ツメに大きなダメージを与えています。静電気が起こってツメがかけてしまうこともあるので、体が電気をためないように心がけましょう。
健康であれば、もっと健康に
人の体は弱酸性…と聞いたことがありませんか? どんなものでも、酸性・中性・アルカリ性に分けることができます。水は中性で、人の体の表面は弱い酸性となっています。健康な体は弱酸性なのですが、疲れていたりするとアルカリ性に近づいていきます。体が弱酸性のとき、空気の中にあるマイナスイオンをすぐに吸収することができます。でも、アルカリ性に近い時には、マイナスを引きよせてくれない体になっているので静電気がおきやすくなります。静電気が起きると体はもっとプラスイオンをためこんでしまいます。健康な時にはもっと健康になろうとする体ですが、疲れているときにはがんばってマイナスイオンを取り入れないとカゼをひいたり肌がカサカサになったりしてしまうのです。
下じきを使ってかみの毛を逆立てて遊ぶ…誰もが1度はやったことあるのでは? と思うほどの遊びです。しかし、遊んでいる間は一瞬ですがいつも静電気が起こるようにかみの毛が電気をためてしまっていたら…。静電気を防止しなくてはいけません!
かみの毛のケアが必要
静電気が起こりやすい人は、かみの毛のまわりにも電気をためてしまっています。空気の中の小さなホコリや汚れまでも吸いつけてしまっています。朝、起きたときに髪がまとまらなく乾燥しているときなどがあると、気分も落ち込んでしまいますよね。静電気が起きやすくなってしまっているので、よけいに悪いことが続いてしまいそうです。
使っているものを変えてみる?
シャンプーの種類を変えてみるのも良い手ですよ。自分のかみの毛がもっと水分を含んでくれるシャンプーがあれば、普段から静電気の発生をおさえることができるようになります。人によって、髪に合うシャンプーは違うのでためしてみてくださいね。これだけで髪の毛のクセがなおることもあります。今度、ドライヤーを買う時にはマイナスイオンを発生しているドライヤーに変えましょう。マイナスイオンは水分を運びながらかみの毛についてくれるので、しっとりとしたかみの毛になることができます。