静電気をためることが始めてできたしくみの「ライデンびん」というものです。日本では江戸時代に、このライデンびんを使って百人おどしをしました。ライデンびんを使うと、何人でもいっしょに電気を感じることができます。手をつないで輪になって、ライデンびんを使うとみんなビリッとくるのです。
・とうめいプラスチックコップ 2個
・アルミホイル
・セロハンテープ
・塩化ビニルパイプ
・タオル
作り方と遊び方
プラスチックコップの高さに合わせてアルミホイルを切ります。
コップの上の部分を1cmあけて底の部分までアルミホイルをまきつけます。このとき、しわができないように手早くセロテープでとめましょう。
コップ2個ともおなじようにアルミホイルをまきます。
5cmの長さにアルミホイルを切り取り、図のように切込みを入れてL字型におってください。
1つのコップに作ったL字型アルミホイルを入れて、もう1つのコップではさみます。このとき、飛び出している部分が上になるように入れてください。
これでライデンびんのできあがりです。後は、電気をためていくだけ!
L字型のアルミホイルのそばで、塩化ビニルパイプをタオルでこすります。パイプのまわりに電気がおきて、アルミホイルにうつっていきます。30回以上こすって電気をためてください。
ひとりで遊ぶとき
ひとりで遊ぶときには、重なっているコップを片手で持って、反対の手でL字型アルミホイルをさわってみてください。体の中に電気が走っていくのがわかります。
複数で遊ぶとき
ひとりがコップを持って、反対の手と他の人の手をつなぎます。何人かで手をつないで輪になります。最後の人が、L字型アルミホイルをさわります。さわるときには、みんなに確認してからさわるようにしてくださいね。びっくりしてしまいますよ。
ライデンびんに電気をためておけるのは1度だけです。繰り返して使う時には、またパイプをタオルでこすって電気をためてくださいね。
今から250年ほど前にライデンびんが発明されました。はじめはガラスのびんに水をいれて、その中に電気をためることができるのではないかと考えられました。電気を通さないコルクでふたをして、穴をあけて金属の線を入れました。金属が外に飛び出して水の中にも入っている状態です。ライデンびんと同じ形ですね。それまでは、電気をためておくことができませんでした。
電池のもとになったライデンびん
ライデンびんが発明されて、電気をためることができるとわかりました。でも、ライデンびんは電気がでてしまうと、もう1度電気をためないと使えません。何回もくりかえして使えるものを作らなくては…と研究者たちは考えていました。1回1回電気をためる必要がなく長いじかん使えるもの、今の電池のことですね。ライデンびんが発明されていなければ、電池を作り出せなかったかもしれません。
電池のしくみ
乾電池の中には、粉のようなものが入っています。種類によって中に入っている粉はちがいますが、2種類まぜられています。2つの粉はプラスとマイナスを作る材料になっています。電池はどんどん電気が減っていって使えなくなりますよね。電気が流れる時には、電池からマイナスが出て電球をつけたり時計の針を動かしたりしています。電池の中でマイナスを作る材料が減ってしまい、電気を発生させることができなくなるのです。