観葉植物は、観葉植物同士で寄せ植えすることができます。この場合、注意したいのは、育つ条件が似ているものを選ぶのがコツ。日照条件が、まったく違う物同士を組み合わせてしまうと、成長しづらいことも考えられます。それぞれの植物の特徴を知っていればいいのですが、なかなかそうもいかないですね。わからない場合などは、購入した店などで、聞いてみるのもいいかもしれませんね。寄せ植えの参考にしたいのは、販売店のディスプレイ。バランスもよく組み合わせもよく、見た目にもよいので、真似ができます。
寄せ植え初心者の方でも安心して寄せ植えが出来るように、それぞれのポイントに分けて紹介しましょう。
基本的に植物は「水はけ」「空気の出入り」「保水」「肥料の浸透性」の4つに優れている土が適しています。具体的には、腐葉土のような土以外のものが混合しているものはなるべく避けます。土の袋に成分がそれぞれ表示されているものは上で述べた4つのポイントをクリアしている場合が多いので、寄せ植えで使用しても大丈夫と言えます。
植物の全体的な形状は大きく分けて「背丈のあるタイプ」「横に広がるタイプ」「下に伸びていくタイプ」の3種類に分かれます。まず背丈のあるタイプの植物はバックグランド(背景)としての役割を果たします。横に広がるタイプの植物を配置し全体的な質感を表現します。アクセントとして下に伸びるタイプの植物を配置することで、まとまった感じの寄せ植えが完成します。
一般的に植物は水漬けにしないようにします。寄せ植えを行うときは同じ水やり頻度のタイプで行うと良いです。極端に頻度が異なるとどちらか一方が弱ってしまう原因になりますので、寄せ植えには向いていませんので気をつけましょう。
寄せ植え時には単肥をバランスよく組み合わせた複合肥料が適しています。
寄せ植えに適した植木鉢は広い容器のプランターがもっとも適しています。たくさんの種類の植物を横に配置できるメリットがあります。また、ベランダやバルコニーなどでも寄せ植えを楽しむことが出来ます。口径の広い一般的な植木鉢も寄せ植えでよく利用されます。