一般的な育て方・水やり・お手入れ方法です。詳しくは、各植物のそれぞれの育て方を項目別に説明しています。
観葉植物を育てるには、その観葉植物の名前、そして知識が必要です。それぞれの特徴をしっかりと確認し、家の中を癒しの空間へと変えてみませんか?観葉植物は、あなたの手によって、これからの観葉植物生命が決まります。観葉植物は生き物なのです。ペットや人間と同じように、手間はかかるかもしれないけれど、でも、観葉植物と関わっている時間は、ホッとできる時間でもあります。小さな命を育むということを楽しんでみるとよいでしょう。観葉植物をぜひ、あなたの部屋へ置いてみてください。
観葉植物は、環境・温度・水やりなどの基本的なことを確認します。
観葉植物に水を与えるとき、表土(鉢の表面の土)の乾き具合を確認していますか?観葉植物によっては、表土が乾いてから水を与える植物と、表土が湿っているうちに水を与える植物があります。観葉植物によって、きちんと確認して水やりをすることが大切です。さらに、水やりをする際、できるかぎり、鉢全体に水がまわるように水をかけます。鉢底から、キレイな水が流れてくるまで、与えます。ただし、受け皿にたまった水は、そのままためておかず、きちんと捨てましょう。根腐れの原因にもなります。
葉水とは、霧吹きに入れた水を観葉植物にかけてあげることです。これによって、葉が乾燥しやすい観葉植物(アジアンタムやシダなど)の周りの湿度を高めるのです。水が水滴のような状態にならない程度に、かけてあげるとよいでしょう。夏期は、最も乾燥しやすいことから、頻繁に葉水をしてあげることも大切です。
観葉植物の葉は、二酸化炭素を吸収し、光合成をします。しかし、葉にほこりやゴミなどで、汚れている状態のままでいると、上手く光合成を行えず、成長が止まることがあります。部屋も汚れたら掃除をするように、葉も汚れたら、手入れをしてあげることが大切です。大きな葉なら、表面を拭いてあげるだけでもいいですし、小さめの葉ならば、外で水浴びさせるついでに、葉の表面を洗ってもいいかもしれませんね。あまりに小さい葉の観葉植物の場合は、軍手などを利用して、効率よく行ってください。
越冬する時、まず室外にあるものを室内に入れるのですが、鉢の中に虫がいないか?と心配になって、植え替えするという方も多いようです。しかし、もっと簡単で効率のよい方法があります。植木鉢がそのまま入るバケツに水を張り、その中へ植木鉢ごと入れます。完全に水の中にある状態で、30分程度置きます。これによって、鉢の中にいる虫はいなくなり、さらに、土もやわらかさが出るので、越冬しやすくなるようです。
肥料は、与えれば与えるほど、成長が早くなるわけではありません。肥料の与えすぎで枯れてしまう品種のものもあります。その観葉植物の種類に応じた肥料を適度に、与えることが大事です。冬期は、生育がとまる植物が多いので、肥料を与える植物は少ないです。春〜秋にかけての生育期に与えるのが望ましいです。市販されている肥料だけではなく、コーヒーかすやドッグフードなども肥料の代用になるようですので、試してみてはいかがでしょうか?