地球上にある水の98%は海水で、淡水はわずか2%。その淡水の中でも70%は氷河で、残り30%が地下水となっています。そう・・・私たち陸上生物が利用できる水は、地球上に存在する水のわずか0.01%にしか過ぎないのです。
地球上の水が風呂桶一杯分ならば、私たちが使える水はわずか一滴。この一滴の水を、すべての陸上生物が分かち合って生きています。この水が枯渇すると・・・農作物もつくれなくなり、食料も不足するでしょう。最終的には、すべての生物が絶滅してしまう恐れもあります。
地球上にある水の98%は海水で、淡水はわずか2%。その淡水の中でも70%は氷河で、残り30%が地下水となっています。そう・・・私たち陸上生物が利用できる水は、地球上に存在する水のわずか0.01%にしか過ぎないのです。 地球上の水が風呂桶一杯分ならば、私たちが使える水はわずか一滴。この一滴の水を、すべての陸上生物が分かち合って生きています。この水が枯渇すると・・・農作物もつくれなくなり、食料も不足するでしょう。最終的には、すべての生物が絶滅してしまう恐れもあります。 [ スポンサードリンク ]
世界では今、地球環境の悪化により水不足が相次いでいます。この瞬間にも、アジアやアフリカなどでは安全な飲料水を確保できない人々がいるのです。 2025年には人口増加に伴って世界人口の約2/3が水不足に陥り、また2050年には地球全体での水不足が予測されています。蛇口をひねればキレイな水が出てくる・・・そんな恵まれた環境にいる私たちには想像できない世界があるのです。 水不足は地球温暖化による水循環の異変や人口増加・産業発展による水需給の拡大、人口集中による水質汚濁などいくつもの要因が複雑に絡み合って生じています。 地球温暖化による気候の変動は水資源の分布に多大なる影響を与え、乾燥地ではさらなる干ばつが進み、多雨地域では洪水が頻発する・・・といった状況も免れません。また、近年相次ぐ異常気象も大きな原因といえるでしょう。 異常気象の原因もまた地球温暖化とされ、それによって水不足が生じます。さらには水をめぐる国際紛争が起きるなど、負の連鎖はとどまることを知りません。 世界の水不足は、日本で生活する私たちにも決して無関係ではありません。まずは、私たちの身近なところからはじめてみましょう。 身近な節約法1. 歯磨きや洗顔、お風呂などの際には頻繁に蛇口を閉める。2. トイレの水を消音のために使わない。 3. お風呂の残り湯を洗濯やトイレ、庭の水まきなどに利用する。 4. 米のとぎ汁は植木や庭の植物にまく。 5. 洗車の回数を減らす。 日本では毎日多くの食べ物がテーブルを彩り、そして食べ切れずに捨てられています。その一方、発展途上国では8億4千万人もの人々が慢性的な栄養不足に陥っています。これは世界人口の約13%に相当し、10人中1人が栄養不足になっている計算となります。 中でも、食糧事情が悪い地域としてはインドやアフリカ地域などがあげられます。これは食糧がまったくない・・・ということではなく、あくまで公平な配分がされていないということです。 さらには、地球環境の悪化によって世界の食料生産に大きな影響が出るとされています。深刻な食料危機がやってくる前に、豊かすぎる今の(日本の)食生活を見直さなければなりません。 水不足と同様、世界では地球温暖化によってもたらされる異常気象の影響で食糧危機が訪れています。日本では、高温に対応できる稲が少ないため生産が困難となるでしょう。 それだけではありません。食糧自給率が低い日本は、その大半(約70%)を他国からの輸入に頼っています。さらには、年間5,800万トンの食料を輸入しながらその1/3を廃棄しているのです。世界的な食糧枯渇が予測される今、日本は食糧危機の危険性がもっとも高い国なのです。 日本の家庭からは、年間約1,000万トンもの生ごみが捨てられています。また、その中には手付かずの食品も多く含まれているとか。家庭から出る残飯を食品価格に換算すると、年間約3.2兆円にもなります。これを踏まえた上で、私たち日本人は今の食生活を見直さなければなりません。 食べ物をムダにしないポイント1. たくさん買い過ぎない2. たくさん作り過ぎない 3. 残さず食べる 4. 食材は使い切る 5. 冷蔵庫の中を整理・調理する [ スポンサードリンク ]
|