奈良・鎌倉 大仏百科 > 奈良と鎌倉の大仏の違い > 大仏の比較
奈良の大仏と鎌倉の大仏を比較してみましょう。大きさや重さはどのくらい違うのでしょうか。その他にも様々な違いがあります。どんな違いがあるのかさっそく見ていきましょう。知らなかったこともきっとあるはずです。
奈良の大仏と鎌倉の大仏では、どちらが大きいのか一番比較される話題でしょう。答えは奈良の大仏の方が大きいのです。どのくらいの大きさでどれくらい重いのでしょうか。 大きさを比較してみよう・ 奈良の大仏 ・ 鎌倉の大仏 高さを比べると圧倒的に奈良の大仏の方が大きいのですが、重さも注目してみましょう。かなりの差があります。鎌倉の大仏の中が全部空洞になっているせいでしょうか。それとも小さいせいでしょうか。これだけの重さの差があるのです。もちろん奈良の大仏よりもはるかに大きい大仏はありますが、有名な大仏でここまで大きいのは目をみはるものがあります。 [ スポンサードリンク ]
東大寺にある奈良の大仏には巨大な大仏殿があります。木造建築としては世界最大級を誇ります。現在の鎌倉の大仏には大仏殿がなく、大空の下で開放的になっていますが、かつては鎌倉の大仏にも大仏殿がありました。度重なる大風や大波によって何度も流され、再建されないまま今日まで至っています。 大きさを比較してみよう・ 奈良の大仏殿 ・ 鎌倉の大仏殿 東大寺の大仏殿は、造られた当初は幅が86.1mもあり、現在よりもはるかに巨大なものでした。鎌倉の大仏殿は研究の結果であり、何度か調べているうちに大きさの結果も変わってきています。今後、この大きさは変わる可能性がありますが、恐らく再建されることはないでしょう。 今から大昔に、これほど巨大な大仏を造るのにどれくらいの年月が費やされたのでしょうか。また、それに関わった人の数はどれくらいだったのでしょうか。
奈良の大仏と鎌倉の大仏、結んでいる印が違うことにお気づきでしょうか。これは禅定印といい、仏様の種類で手の形が違ってきます。両者の手の形が違うということは、仏様の種類が違うということですね。鎌倉の大仏は阿弥陀如来で、銅造阿弥陀如来挫像と言います。鎌倉の大仏が置かれている高徳院の本尊になります。一方奈良の大仏ですが、盧舎那仏像(るしゃなぶつぞう)といい、阿弥陀如来とは別なもので、華厳経の仏様になります。 [ スポンサードリンク ]
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