大富豪とは、パーティゲームの定番ともいえるトランプゲームです。
ルールは簡単なのに、最後まで誰が勝つのかわかりません。ここでは、大富豪を特集してみたいと思います。大勢人が集まったら、ぜひ遊んでみてください♪
大富豪は、地方によってルールが異なる場合があります。同じゲームでも、大富豪と呼ぶ地域と、大貧民と呼ぶ地域があります。自分の手持ちのカードをいかに早くなくすかがポイントになります。革命前、革命後のカードの強さをうまく利用して出しましょう。
カードの強さ | (強い)ジョーカー、2、1、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3(弱い) |
使うトランプ | 52枚のトランプとジョーカー1枚 |
難易度 | ★★★★★ |
人数 | 3~7人 |
親を決め、親はトランプを切って、全員に均等にカードを配ります。配り終わったら、親が最初に1枚好きなカードを出します。
順番を決め、親が出したカードより強いカードを出します。強いカードを持っていなかったり、出したくないときは何回でもパスできます。
カードを出す人がいなくなったら、最後にカードを出した人が親になります。
親は同じように好きなカードを出すことができます。
早くカードがなくなった人の勝ちになります。
カードは、1枚ずつでもまとめて出すこともできます。
1枚ずつ出す場合
1より2が強い。2よりジョーカーが強いです。
同じ数字を出す場合
4が2枚だったら、4より強い数を2枚出さなければなりません。
続いたカードを出す場合
シーケンスといって、「4、5、6」のように続いた数字を3枚以上出します。「5、6、7」や「6、7、8」など、強い数字を出さなければなりません。
1回目の結果で、次のような階級になります。
1回目の結果で、次のような階級になります。
1番最初に上がった人 | 大富豪 |
2番目に上がった人 | 富豪(3人で遊んだ場合は平民) |
3番目に上がった人 | 貧民(3人で遊んだ場合は大貧民) |
4番目に上がった人 | 大貧民 |
また5人以上で遊んだ場合は、次のようになります。
1番最初に上がった人 | 大富豪 |
2番目に上がった人 | 富豪 |
ビリ | 大貧民 |
ビリから2番目 | 貧民 |
そのほか | 平民 |
大貧民は大富豪にカードを2枚渡し、大富豪は大貧民にいらないカードを2枚渡します。
貧民は富豪にカードを1枚渡し、富豪は貧民にいらないカードを1枚渡します。
そして大貧民が親になってゲームを始めます。
同じ数字のカードを4枚出すと、革命が起こります。
すると、カードの強さが逆転します。
カードの強さ
(強い)ジョーカー、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、1、2(弱い)
革命返し
再び同じ数字のカードを4枚出すと、革命返しといって、元の強さに戻ります。たとえ大貧民でもいつどうなるのかわからないのが、このゲームの面白さです。
53枚のカードは、実は均等に配っていても誰かには多く、誰かには少なく配られます。座る位置を変えるなどして、自分のところに少なく配ってもらうのも1つの方法です。
カードはどうやって出すのか?迷ってしまいますね。なるべくバラのカードを少なくしましょう。「4、4、4」のトリプルよりは「4、5、6」のシーケンス。シーケンスよりは「4、4」のペアを出したほうがスムーズになるんですよ。
革命のタイミングが大切です!1や2を出してから革命しないと、手元に弱いカードが残ってしまうことになります。
基本のルールで遊んだら、地方のルールにアレンジしてみましょう。
ジョーカーの使い方
基本のルールでは、ジョーカーを1枚使いますが、2枚使ってみたり、まったく使わない方法もあります。さらに違うトランプからジョーカーを抜き出して、たくさん使うこともできます。さて、ジョーカーの枚数が変わったら、どのような結果になるでしょうか!?
トランプの配り方
参加者が多くなると、手持ちのトランプが少なくなって、あまり面白くないことがあります。そういうときは、違うトランプを加えて遊ぶと、じっくりと楽しめます。