トランプのゲームには、じっくり考えるゲームと、スピードが大切なゲームがあります。
ここでは、休み時間のような短い時間に、テンポよくさくさくっと遊べるような、割と簡単なトランプゲームを紹介します。アレンジしたり、新しいルールを作ったりして楽しんでみましょう♪
どんなゲーム?
いすとりゲームみたいに、瞬発力が必要とされるゲームです。
使うトランプ | 4を4枚、2を2枚など、同じ数字の4枚セットを人数分 |
そのほか | チップ(消しゴムなど取りやすいもの) |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
人数 | 4~7人 |
遊び方
チップを真ん中に置き、親はトランプを切ってみんなに4枚ずつ配ります。
みんなで「1、2、3」と声をかけながらとなりの人にカードを渡します。
渡されたカードと手元のカードが同じ数字になったら、すばやくチップを取りましょう。
ほかの人は、誰かチップを取る人がいたら、自分のカードがそろっていなくても、すばやくチップを取らなければなりません。
数字がそろった人がいなければ、「2」をくり返します。
チップを取れなかった人が負けになります。1回負けで「う」、2回負けで「うす」、3回負けで「うすの」、4回負けで「うすのろ」となります。「うすのろ」になった人が出たらゲーム終了です。
どうやったら勝てる?
カードをとなりの人に渡すときは、裏を上にしますが、手持ちのカードを見られてもあまり関係ありません。
チップを取ることに集中してみましょう。どうしても勝てない人は、手持ちのカードを見るより、チップだけ見ていれば、「うすのろ」はまぬがれます。
カードがそろったとき、チップを取るタイミングを少しだけ遅らせてみましょう。みんながほっとしたときにチップを取るのです。
どんなゲーム?
瞬発力や判断力が求められるゲームです。1と9と3のときにタッチする、いっきゅうさんというアレンジしたゲーム
もあります。
使うトランプ | ジョーカーをのぞいた52枚 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
人数 | 3~7人 |
遊び方
裏返したトランプを丸い輪のように並べます。これが場札(ぶたのしっぽ)になります。
順番を決めて順にカードをひきます。
カードをひいて、場札の中央に表向きに置きます。
直前に出されたカードと同じマークだった場合のみ、全員場札の中央にタッチします。一番遅れた人やまちがえてお手つきをした人は、中央にあるカードをすべてもらわなくてはなりません。
その人は、場札からカードをひくのではなく、手元のカードからなくしていかなくてはなりません。手持ちの札を裏返してシャッフルし、1枚ずつ出していきます。
場札のカードがなくなったとき、手持ちの札がない人が勝ちになります。ですから、同時に勝つ人もいるでしょう。全員が手札を持っていたら、その手札をなくしていくようにします。最初になくなった人が勝ちになります。
どうやったら勝てる?
1番最初にタッチしなければならない、と思う人もいるでしょう。けれど、1番最初にタッチしても、お手つきしたのでは話になりません。1番最初と最後は避ける、これでお手つきもカードをもらうこともまぬがれるでしょう。わざとタッチするようなそぶりをして、相手にお手つきさせるのも有効です。
どんなゲーム?
ババ抜きは、日本で生まれました。なぜジョーカーがババなのかというと、もともとはクイーンがババだったのです。このゲームは、3人以上で遊ぶのが面白いゲームです。自分の持っているカードを見せないようにして相手にひかせます。簡単なゲームですが、誰がどのカードを持っているか?心理戦が有効です。ジョーカーを持っている人は、いかに人にジョーカーをひかせるかがポイントです。
使うトランプ | 52枚のトランプとジョーカー1枚 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
人数 | 3~7人 |
遊び方
52枚のトランプにジョーカーを1枚加えます。
みんなに均等にトランプを配ります。
配られたカードをそれぞれ人に見せないようにしながら、同じ数字のカードを捨てていきます。
すべてのカードの数字がバラバラなことを確認したら、カードをひく順番を決めます。
順番にカードをひき、同じ数字のカードがあったら捨てていきます。
ジョーカー(ババ)が手元に残った人の負けです!
どうやったら勝てる?
相手の反応を見る、この一言につきます。誰かからカードをひいたとき、にやっとしたり、カードの順番を変えたり、いろいろな反応をします。やたらと順番を変えるのは、ジョーカーを持っている可能性が高いでしょう。