トランプってシンプルなのに、奥が深いですよね。簡単なルールでも頭を使うし、はまってしまいます。
ここでは大人も子供も関係なく、本気になっちゃうトランプゲームを紹介します。
新しいルールを作るなどして、じっくりと遊んでみませんか?
どんなゲーム?
演技力と判断力が求められるゲームです。
3人以上で遊んだほうが、誰がどのカードを持っているのかわからないので、楽しく遊べます。
演技が苦手な人は、正直に出しても案外回りは疑ってくれるので、何とかなったりします。
使うトランプ | 52枚のトランプとジョーカー1枚 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
人数 | 3~7人 |
遊び方
親を決め、親はトランプを切ってプレイヤーに均等にカードを配ります。
全て配り終わったら、親が「イチ」といって、裏返しにしたトランプを1枚出します。
「イチ」のときは1、「ニ」のときは2を出します。
次の人は「ニ」といって、裏返しにトランプを1枚出します。裏返しになっているので、周りの人は、2の数字を本当に出しているかどうかわかりません。
この人は正しい数字を出していないな、と思ったら「ダウト」といいます。そして、出されたトランプをめくり、正しい数字を出していなかったら、見抜かれた人が今まで出したカードをもらいます。もし、本当に正しい数字を出していたら、「ダウト」といった人がカードをもらうことになります。
こうして相手の声やしぐさから判断して本当の数字かどうか見抜いていきます。13まで出たら、1に戻ります。
手持ちのカードが1番最初になくなった人の勝ちになります。
どうやったら勝てる?
たくさんのカードを相手に持たせたいと思うものです。ですから、最初のほうでは「ダウト」とはあまりいいません。 それを考えて、「イチ」や「ニ」のときは、いらないカードを捨ててしまうのもアリです。
どんなゲーム?
お金に見立てた、チップを使います。カードをめくってたくさんチップを集めましょう。
使うトランプ | 52枚のトランプとジョーカー1枚 |
そのほか | チップ |
難易度 | ★★☆☆☆ |
人数 | 2~6人 |
遊び方
トランプを裏面を上にして適当に並べます。
みんなにチップを配ります。チップは赤が5,000円、青が1,000円というように決めておきます。
最初の人がカードを1枚めくります。そのカードの数字によって、点数分のチップをもらいます。
次の人も同じようにカードをめくり、チップをもらいます。
カードが全てなくなったら、いちばん多くチップをもらった人の勝ちになります。
カードの点数
ジョーカー | 5,000円 |
エース | 1,000円 |
キング | 500円 |
クイーン | 500円 |
ジャック | 500円 |
数字のカード | 100円 |
どうやったら勝てる?
運まかせのところがあります。人数が多ければ多いほど、1回でもらえる金額が高くなります。ジョーカーをひいた場合、1人から5,000円もらうのと、6人から30,000円もらうのでは、だいぶちがうでしょう。人数に合わせてカードの点数を決めるのも、ゲームを楽しくする方法です。
どんなゲーム?
じっくり時間をかけて遊びたいときにおすすめのゲームです。
3人以上で遊んだほうが、誰がどんなカードを持っているかわからないので、楽しくなります。
使うトランプ | 52枚のトランプとジョーカー1枚 |
難易度 | ★★★★☆ |
人数 | 3~7人 |
遊び方
親を決め、親が全員にカードを5枚ずつ配ります。配り終わって、残ったカードは中心にまとめて置き、一番上のカードをめくります。
そのカードと同じマークか同じ数字を順番に出していきます。
同じマークか同じ数字を持っていても出したくない場合や、持っていない場合は、まとめておいたカードから、その数字やマークが出るまで引き続けます。ジョーカーは、好きなように使えます。
手持ちのカードが1枚になったときは「ページワン」と宣言します。
もしいい忘れたら、山になっているトランプから5枚ひかなければなりません。
山にしたトランプがなくなったら、みんなが出し終わったカードでもう1度山を作ります。
1番早く手持ちのカードがなくなった人が勝ちとなります。
どうやったら勝てる?
少ない人数で遊んでいると、黒いマークばっかりだったり、赤いマークばっかり来たりとかたよることがあります。相手にどんなマークが来ているのかを判断して、相手が持っていないマークを出しましょう。
どんなゲーム?
セブンブリッジとは、ラミーというゲームから生まれた、日本のゲームです。
海外では「コントラクト・ブリッジ」というゲームがあり、世界選手権大会もあるほど人気です。カードの点数やジョーカーの枚数を変えて遊ぶこともできます。
使うトランプ | ジョーカーをのぞく52枚 |
難易度 | ★★★★☆ |
人数 | 2~6人 |
遊び方
親は、カードを7枚ずつ配り、残りは中央に積み重ねておきます。
順番を決め、積み重ねたカードを取り、1枚捨てます。
■同じ数字のカード3枚以上か、同じマークの数字が連続しているカード3枚以上あれば、自分の手前に並べることができます。
■手前に並べたカードを持っている人は、自分の並べたカードか、ほかの人が並べたカードに、手持ちのカードを重ねることができます。
■捨てたカードもいちばん上にある場合は、使うことができます。
一周したときに、前の人が捨てたカードが欲しいときは、「チー」といってもらいます。
手持ちのカードと合わせて3枚以上同じマークで数字が並んだときは、自分の前に並べ、いらないカードを捨てます。
捨てられたカードと同じ数字のカードを2枚以上持っている人は「ポン」といって、そのカードをもらうことができます。このときもカードを手前に並べ、いらないカードを捨てます。「ポン」と「チー」が同時に起こった場合は、「ポン」が優先されます。
「ポン」をした人からはじめます。
全てのカードを並べ、手持ちのカードをなくした人が「上がり」を宣言して、ゲーム終了になります。上がった人は0点で、残った人は手持ちのカードの点数を数えます。点数が少ないほど良いことになります。
■手持ちのカードがそろっていなくても、並べているカードに1度に重ねることができる場合は、ストップをかけられます。この場合、-50点になります。
カードの点数
ジョーカー | 手持ちの点を5倍にします |
7のカード | 手持ちの点を2倍にします |
エース | 10点 |
キング | 10点 |
クイーン | 10点 |
ジャック | 10点 |
数字のカード | 数字の点数 |
どうやったら勝てる?
手前に並べるときは、3枚でも4枚でもできますが、7枚そろえて出すこともできます。