ブリンツ&パラチンタ
ブリンツとパラチンタは両方ともクレープの仲間です。食べたことがないという人も多いと思います。ここでは、日本であまり馴染みのないブリンツとパラチンタについて紹介していきましょう。同じようなものということで、作り方自体に違いはあまりありません。レシピものせるので、参考にして作ってみてくださいね。
ブリンツの特徴は?
ブリンツはユダヤ料理の一つで、東欧系ユダヤ人が普段食べている家庭料理です。特にシャヴオットと呼ばれる五句祭のときには、欠かさず登場します。そのときには生地にチーズを巻いたシンプルなブリンツを食べるのが特徴と言えるでしょう。五句祭とは、小麦の収穫を祝うお祭りで、毎年5~6月に行われます。チーズや果物を巻くほか、ひき肉などを巻いたりもするんですよ。北アメリカでは、ちょっと大きめのスーパーでなら冷凍のブリンツを買うことができます。また、ブリンツと同じようなものとして、ロシアのブリンチキ、ウクライナのナリスニキ、ポーランドのナレスニキなどがあります。
ブリンツのレシピ
上の項目でも紹介したチーズ・ブリンツのレシピを紹介しましょう。作り方は、とっても簡単!冷凍保存もできるので、多めに作っておくと好きなときに食べれて便利ですよ♪素朴な味を楽しんでくださいね。
材料(作りやすい分量)
生地
薄力粉(小麦粉):100g、卵:3個、水:200cc、塩:少々
フィリング
カッテージチーズ・クリームチーズ:各1パック、砂糖:15g、バニラエッセンス:少々
作り方
- 薄力粉はあらかじめふるいにかけておきます。ボウルに卵を割って、薄力粉と塩、水を加えてよくかき混ぜます。
- フライパン(フッ素加工)に生地をオタマに1杯分ずつ流し、薄くのばしながら焼きましょう。このとき、片面だけを焼いてくださいね。
- 別のボウルにカッテージチーズとクリームチーズ、砂糖、バニラエッセンスを入れて混ぜ合わせます。
- あとは春巻きの要領で巻いて、バターを熱したフライパンで全体に色づくまで焼けば、出来上がりです。お好みでジャムや粉砂糖をかけてもおいしいですよ!
※最後に焼かないバージョンもあります。この場合、生地は 両面焼いておきましょう。
パラチンタの特徴は?
パラチンタはもともとルーマニアの料理です。それがハンガリーに伝わり、ウイーンまで入りました。そこでパラチンケと呼ばれるようになったのです。今では、ルーマニアをはじめ、クロアチア、ハンガリー、オーストリア、チェコで食べられています。呼び名も国によって様々なようで、チェコではパラチンキと言われているんですよ。これもクレープ状のパンケーキでジャムなどを包んで食べます。おやつ感覚かな?と思ったら、そうでもないみたいです。オーストリアではアプリコットジャムが入った大きなパラチンタを主食として食べる家庭も多いんですって。れっきとした食事になるんですね。
パラチンタのレシピ
パラチンタのレシピを紹介しましょう。地域によっていろんな作り方がありますが、今回はハンガリー式の作り方を見ていきたいと思います。このパラチンタのフィリングはブリンツと違い、比較的甘いものが多いことが特徴ですね。おやつにいかがですか?
材料(作りやすい分量)
生地
薄力粉(小麦粉):100g、卵:1個、牛乳:250cc、砂糖・サワークリーム:各15g、塩・バニラエッセンス・レモン汁:各少々、サラダ油:適量
フィリング
アプリコットジャム・刻んだクルミ:適量(フィリングの種類や量は、お好みで)
作り方
- ボウルにサラダ油以外の材料をすべて入れて、よく混ぜ合わせましょう。
- そこにサラダ油を少しずつ加えながら、ゆっくりかき混ぜていきます。
- フライパン(フッ素加工)に生地をオタマに1杯分ずつ流し、薄くのばしながら両面を焼きましょう。
- 生地にアプリコットジャムを塗って、そこに刻んだクルミを散らし、端からくるくると巻けば出来上がりです。お好みで、仕上げに粉砂糖をふりかけてもいいですよ。
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