石川啄木は岩手県出身の歌人ですが、4ヶ月滞在した函館でたくさんの歌を詠みました。啄木小公園には啄木の銅像と啄木記念碑があり、それぞれに歌が刻まれています。啄木が函館で最も愛した大森浜を眺める場所に建ってあり、天気が良ければ海の向こうに青森を見ることができます。また、啄木は「死ぬときは函館で」という手紙を友人に送ったことから、啄木一族の墓は立待岬へ行く途中の墓地に建てられ、そこから大森浜を一望できるようになっています。
啄木の歌は啄木小公園に2つ、墓地に1つ、函館公園に1つあり、また元町地区にある函館市文学館とその二階の石川啄木資料館にも啄木に関するものがたくさんあるので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。