パクチー【魔法の香辛料ノート】

パクチー

辛さ2
香り5
色付け0

生春巻きの材料としては絶対に欠かせないパクチー。ですが、パクチーは香草としての他にも、香辛料としても色々な料理に使用できます。若干、パクチーの場合には好き嫌いがはっきりと分かれてきますが、好きな方にはたまらない香りをしています。パクチーは、野菜として生で食べるもよし、香辛料として香り付け、隠し味としても使用できるタイの代表的な香辛料です。


パクチーの使い方

パクチーは非常に香りの強い香辛料なので、あまり入れすぎると、ひとによっては食べる前からNGを出されたりすることがあるので、パクチーを使う際には、食べさせる相手と量を考えて使用してください。しかし、パクチーの香りと風味が好きな方には、パクチーは非常に美味しい香草で、生でパセリのように使ったりする場合もあります。また、香辛料としては、肉の臭みを消すためにも使われます。また、パクチーは他の香辛料との相性も良いため、アニス、カルダモン、クローブ、シナモン、ナツメグ、セージなどの香辛料とあわせると非常に料理の香りが引き立ちます。

パクチーと相性の良い食材

香辛料としてのパクチーは、魚のスープやインドのカレー、また、ひつじの肉などの臭みの強い肉を使う時にも使用され、その相性も悪くありません。肉料理では、ステーキ、ポークロースト、ソーセージなどに使用すると、とてもその料理が美味しく仕上がります。香草――生のパクチーを使う時には、生春巻きやサラダといった料理に適しています。そして、香辛料としてでも、野菜としてでもパクチーが最も合う食材というか、料理はタイ料理です。多くのタイ料理には、パクチーは絶対に欠かせない香辛料であり、香草です。

パクチーによる効能

独特の香りを持つパクチーには、その香りによって得られる効能がほとんどです。まず、健胃作用、食欲増進、整腸作用などの消化器系に効果があります。元々、タイなどの暑い国で頻繁に使われている香辛料ですから、その食欲増進といった効能は折り紙つきです。その他の効能としては、二日酔いの予防、防腐効果、偏頭痛の緩和、細胞の活性化など、色々な効能があります。また、香辛料から若干離れてしまいますが、パクチーの精油には消臭効果があり、体臭の気になる方には入浴剤としてもオススメです。また、消臭効果と一緒に、精神をリラックスさせる効果もあるので、香辛料としてだけではなく、アロマオイルとしての効能にも期待が持てます。

パクチーを使った料理のレシピ

パクチーペースト

素材

パクチー

にんにく

オリーブオイル

  分量

1袋

小1かけ

大さじ3

小さじ1/4

1) まずパクチーは、生の葉を使います。生のパクチーの葉を摘んで洗ったら、ペーパータオルなどで、パクチーについた水分を綺麗に取っておきます。

2) パクチーとにんにく、オリーブオイル、塩を全てフードプロセッサーに入れて、そのままフードプロセッサーを起動して、パクチーをペースト状にしたら完成です。このパクチーペーストの保存方法は、真空パックに入れて、平らな状態で冷凍するのが一番良い保存方法です。パクチーペーストを使用する際は、使う分だけを割って使ってください。

3) オススメの使い方としては、マリネに使ってみたり、サラダにかけてみたり、さらには、キムチにかけていただくのも美味しいです。

冬瓜のスープ(4~6人分)

素材

冬瓜 大(直径25cm以上)幅3~4cm

生姜

鶏がらスープの素

豚ひき肉(or鶏ひき肉)

さけ

片栗粉

春雨

ゴマ油

パクチー

  分量

小なら1/3程度

ピンポン玉程度

大さじ2~3

200g

大さじ1

適宜

大さじ1

100g

適宜

適宜

約1500cc

1) 冬瓜の皮を薄くむき、中央にある種の部分もきれいに切り取っておきます。冬瓜が車輪のような形になったら、一口大(約2cm幅)に切っていきます。小サイズの冬瓜を使う場合には、冬瓜のお尻の部分も十分に使えます。

2) 生姜は皮を剥いて2~3mmの厚さにスライスします。大鍋に水を入れます。この時点では、一切火にかけないでください。鍋に水を入れたら、生姜のスライスと冬瓜の切ったものを入れて、鍋を火にかけます。鍋の中が沸騰したら火を弱めてふたをします。冬瓜が透き通るまで約20分間煮ます。

3) 冬瓜を煮ているあいだに、具となる肉団子を作っておきます。ひき肉に、生姜のみじん切りを適量(分量外)、さけ、塩、片栗粉を混ぜあわせて、よく練っておきます。

4) 20分が経って、冬瓜に火が通ったら、鍋の中に鶏がらスープの素を入れてスープの味付けをします。肉団子の種を好みの一口大の大きさに手で丸めてスープに入れていきます。このときの気加減は弱火で、煮立てないように注意してください。

5) 食べる直前に、乾燥した状態のまま、もしくはふやかし状態の春雨を入れます。春雨の長さはお好みの長さに調整してください。味付けが薄いようであれば、塩、ゴマ油で味を調えてください。仕上げにざく切りの香菜を散らすか、香辛料として販売されている瓶詰めのパクチーをふりかけてください。

コラム

あなたは、パクチー、ザウムイ、コリアンダー、シラントロ、コエントロ、シャンツァイこれらの香辛料を使い分けることができますか?この質問のトリックに気づいて使い分けることが「できない」と答えた方は、かなり香辛料について詳しいのではないでしょうか?このパクチーやコリアンダーとは、全部同じ香辛料なのです。正しい名称は、コリアンダーで、よく知られている名称がパクチーです。因みに、コリアンダーは英名で、パクチーはタイでの名称です。香辛料としては、コリアンダー、パクチーよりも、中国での呼び名である、香草(シャンツァイ)という名称でビンに入って販売されていることも多いようです。では、確認ですが、パクチー、コリアンダー、香草(シャンツァイ)を使い分けることができますか?



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