紙生活
視覚メディア

視覚メディア

活字に頼らずに、目から情報を得る視覚メディア。雑誌などは活字から情報を得るものですが、写真雑誌などは視覚メディアの一つと言っていいでしょう。最近話題の紙ジャケですが、CDは音楽を聴くものですが紙ジャケは目で見て楽しむ視覚メディアと呼べます。

紙ジャケ

紙ジャケ……最初なんのことを言っているのかわかりませんでした。もしかして紙でできたCDジャケット? 正解でした。まだ頭は衰えていないようです。時代にはついて行ってないなとは感じますが……。

紙ジャケとは

紙ジャケは紙ジャケットの略で、レコードのLP盤を小型化したCDパッケージの一般で呼ばれている名前です。仕様は縦横135mmの正方形です。欧米にデジパックがありますが、それとはハッキリと区別されています。ほとんどの紙ジャケが限定版で出されていて、欲しくても手に入らないものとなっています。特典のついているものもあり、パソコンの壁紙をダウンロードできるサービスがついていたり、ボックスがついていたりします。

紙ジャケの利点

紙ジャケの良いところ、魅力を見ていきましょう。現在のCDケースにはない紙ジャケの良さとはどんなことでしょうか。

デザイン性

紙ジャケの良さはなんといってもそのデザイン性でしょう。CDのプラスチックケースだと、開けるときの構造からいって、どうしても左側に耳の部分ができます。紙ジャケにはこれがなく、全面に紙ジャケのデザインが施されます。ダブルジャケットや仕掛けのあるジャケットも、レコードのLP同様に再現され、購入者の購買意欲をかき立てます。

収納

CDのプラスチックケースと違い、紙ジャケは薄いものになります。昔は不織布や半透明の袋にレコードが納められていました。この紙ジャケの中のCDも、レコード同様、これらの中に納められています。こうして薄く収納できる紙ジャケは、CD1枚分のケースの幅で比べると、余裕で3枚は収納できるのです。その分高さはCDケースよりも若干高くなります。CDケースと並べて収納すると高さの違いが分かります。

手作り紙ジャケ

紙ジャケを手作りで作ってみませんか? 紙ジャケ用の紙と保護フィルムも販売されています。その紙を使って好きな画像をプリンターでプリントするだけです。紙ジャケ作成ソフトもインターネットからフリーでダウンロードできますので手に入れてみましょう。好きな文字も入れられますし、もちろん画像や文字のレイアウトも自由にできます。

雑誌

世の中に雑誌と呼ばれるものはどれだけ存在するでしょう。ファッション誌、スポーツ雑誌、自動車・バイク雑誌、写真雑誌、趣味の雑誌、漫画雑誌……挙げたらキリがありませんね。

雑誌とは

定期的に出版される物を雑誌と呼びます。週間、月刊のものがそうですね。季刊誌や年刊誌なども定期的に出版されますので雑誌と呼ぶことが出来ます。出版したきりのものは書籍と呼びます。様々な種類の雑誌が発行されていて競争率も激しく、廃刊に追い込まれる雑誌も少なくありません。同じく定期的に出版されていても、漫画などはコミックと呼ばれます。どちらも定期的に出版されますので、一定期間、書店やコンビニエンスストアの店頭にならぶと、売れ残った分は返本されます。

雑誌に使われる紙

雑誌にはどのような紙が使われているのでしょうか。雑誌も様々なものがありますので、それぞれ使われている紙は違います。ほとんどの雑誌の表紙にはカード紙やコート紙、キャストコート紙が使われており、写真誌やファッション誌などの中の紙はコート誌やキャスト誌、週刊誌などは色更紙や白更紙などの100%再生紙が使用されています。ファッション誌などは判も大きく、使われている紙も厚いために1冊の重さがかなりあります。廃品回収などにまとめて出す場合は重くて大変な目に合ってしまいますね。

雑誌の上手な重ね方

雑誌のほとんどは背表紙がなく、真ん中のページでまとめて綴じられているものが多いため、背中の部分がふくらんで浮いています。重ねて行くと雑誌の雪崩が起きてしまいますね。重ねるときは3冊くらいずつの交互に重ねていくと、傾きが水平になりますので雪崩を防げます。立てかけて置くにも、ある程度の冊数がなければ倒れてしまいますのでほとんどは重ねて置いているのでは? どちらにせよたまると重いので、必要なページはスクラップにして捨てずに廃品回収に出しましょう。再生紙に生まれ変わるため、自然保護にもなります。


▲ページTOPに戻る