チェスの基本用具とルール!
チェスで遊ぶ前にチェスの道具をそろえましょう。基本的にチェスボードと駒がセットになって売られています。
こだわりの上質なチェスセットもありますが、初心者向けに作られた手ごろで親切なセットもあります。
まずは簡単に必要な道具とルールの解説をします。
チェスセットを探そう!
チェスセットはおもちゃやさんやインテリアショップなどで売っています。
木製品のメーカーやガラス製品のメーカーで作っていることもあります。
これからチェスを始めようという人なら、おもちゃやさんの手軽なチェスセットや、チェス専門店がおすすめです。
なかなか近所に売っていないという場合は、インターネット通販を利用することもできます。
上達してからグレードアップすれば良いのですが、だからといって壊れやすいものを選んでもちょっと楽しみたい気持ちがなくなっちゃいますよね。
たとえばチェスボードががたがたする、二つ折りにしていたら、部品が取れたというのは経験上よくあります。これなら充分に遊べるな、というのを探してみてください♪
用具その1.チェスボード
チェスボードは縦8×横8=64のマス目が白と黒の市松模様に並んだボードです。
公式用は45cm、家庭用は35~40cmが好まれています。チェスが好きな人はポケットサイズのチェスを持ち歩きしています。
使うときは右下に白いマスが来るように置きます。
チェスボードには、主に木製・ビニールシート製があります。
木製は飾っておきたくなるような高級感がありますし、ビニールシート製は手軽です。ガラス製も涼しげできれいですね。
ほかにも練習用のマスが少ないチェスボードもあります。用途やデザインなどお好みで選んでみてくださいね。
用具その2.駒
チェスの駒はキング・クイーン・ビショップ・ナイト・ルーク・ポーンの6種類で白黒16個ずつ、合計32個あります。
それぞれに意味があって駒にその模様があります。チェスの本では絵や略号が使われます。
国によって言語が違うため、絵で表すほうが世界中の人に伝わりやすいんですね。
用具その3.勝負にこだわるなら!
気軽に遊ぶだけなら、チェスボードと駒さえあれば遊ぶことができます。
もしもっと上達したい、勝負にこだわりたいという想いがあるなら、棋譜と対局時計を用意してみましょう。
棋譜は駒の動きを記録するもののことをいいます。自分の駒の動きを研究したり、相手の動きを研究したりして、戦術を考えるのに役立ちます。
対局時計は、お互いの持ち時間を同じように計るための時計です。
大きな大会では1人1局3時間、小さな大会で2時間が一般的です。
家でゲームするときは対局時計を使わないことが多いでしょう。けれど制限時間があると緊張感や集中力が増して一層面白くなるので、試してみてください。
ルールを簡単に説明すると!
では、大まかにルールを説明しましょう。チェスはチェスボードの上で行われます。
2人のプレイヤーが手持ちの駒を進めて、先に相手のキングを取った人の勝ちになります。
ですから、いかにチェックメイトできる状況を作るかがポイントになります。駒を進めるとき、その先に相手の駒があった場合、取ることができます。
駒にはそれぞれに決まった動き方があり、特殊な動き方をする駒もあります。駒の動きをよく理解することが勝利へと導くでしょう。
先手と後手
先に駒を進める人を先手、後に駒を進める人を後手といいます。
先手の人は必ず白い駒を使うことになります。先に打ったほうが有利になるので、囲碁の場合格下の人が先手を打ちます。
チェスの場合は、1人が白と黒のポーンを両手に持って、もう1人が好きなほうを選びます。
数回ゲームをする場合は、お互いが交互に駒を持ちます。これでフェアになるというわけです。