紙生活
ペーパークラフト

ペーパークラフト

ペーパークラフトは紙を使って模型を作るものです。小さい子供用に簡単な自動車などのペーパークラフトや、高度なものになるとお城や船などの細かくて、しかも豪華なものまであります。

ペーパークラフトとは

折り紙が紙を折って様々な形を作っていくのに対して、ペーパークラフトは立体的な模型を1枚の紙から切って組み立てて作ります。紙に印刷されているものを組み立てるのですが、ある意味、子供向け漫画雑誌の付録に付いてくる、紙を切り出して組み立てて作る車やゲーム、小物入れなどもペーパークラフトになりますね。大人向けになると制作に数日かかるものもあり、かなり凝ったものになります。以前は書籍によるものが一般的でしたが、現在ではインターネットから型をダウンロードする方法が一般的で、様々なデータが無料でダウンロードできるようになっています。ペーパークラフトのアマチュアはもちろんのこと、プロも存在する世界です。型紙を作る専用ソフトもあります。

ペーパークラフトを始める前に

ペーパークラフトを始めるにあたり、必要な道具を揃えましょう。絶対的に必要なのははさみとカッターです。あれば便利なのが穴開けパンチ、ピンキングばさみ、アートナイフにピンセットです。紙をきれいに曲げるためにガラス棒などもあった方がいいでしょう。そして接着剤にする木工用ボンドです。木工用ボンドは種類によって水分が多かったり、速乾性のあるものなど様々ですので、いくつかの種類の木工用ボンドを揃えておくといいでしょう。ノズルの穴が小さい物もあると、細かな場所の接着に便利ですので1本用意しておきましょう。ピンセットもあれば、細かい場所を折るのに役立ちます。まず最初は本格的にはじめるのではなく。簡単なものからトライしてみましょう。

紙の切り方のコツ

紙の切り方にもコツがあります。まずはさみですが、はさみの歯の奥で紙を切ろうとしないことです。すぐに手が疲れてしまいますし、線の通りに切れているのかどうかも見えづらくなります。はさみの歯先で切ると手も疲れづらいですし、線の通りに切れているかどうかも見やすくなります。

大まかに切る

最初から綺麗に切ろうとするのは失敗のもとです。切り抜き先から若干大きめに切っていきましょう。あとから細かいところを切っていけばいいのです。切り残しはあとからどうにでもなりますが、切りすぎはどうにもなりませんので注意しましょう。練習として、広告に乗っている商品などの画像を切り抜いてみるのもいいですね。直線部分もきっちり切らなくても多少オーバーして切ってもいいのです。その方が綺麗にいることが出来るでしょう。

綺麗に折る

せっかく綺麗に切り取った型紙も、折り方が甘いと仕上がりが綺麗になりません。基本中の基本として、折れ線の部分にスジを引いて折りやすくする作業が不可欠です。カッターを使うと誤って切ってしまうおそれもありませので、はさみの先の部分やコンパスの針の部分で折れ線をなぞるように癖付けましょう。こうすることにより、綺麗に折ることが出来ます。

接着

接着剤を使うときは、乾くまで絶対にずらさないということです。一ヵ所でもずれてしまうと仕上がりに響きます。差し込みと接着剤の二つを合わせた接着方法だと確実でしょう。

無料でダウンロード

インターネットのサイトから、クラフトペーパーの型紙が無料でダウンロードできます。簡単な電車や車などの箱形のものから、お正月やクリスマスなどに使うちょっと手のこんだものまで様々なものがあります。宝船や立体カード、ポチ袋の型紙までありますので探して見てみましょう。見ているだけでも楽しいサイトがたくさんあります。


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