1年生や2年生の人は、ようちえんや、ほいくえんで、先生が、かみしばいを見せてくれたという人もいますね? 絵本を大きなかみで、つくったようなものです。むかしばなしでもいいですし、じぶんでつくった、オリジナルのおはなしでもかまいません。
- クレヨン
- 画用紙(がようし)
まず、どんなおはなしの、かみしばいをつくるかきめます。だいたいの、おはなしのながれをノートにかいてみましょう。そして、どのばめんをかみしばいにかきだすか、きめます。 |
これで、なんまい、かみしばいをかくか、きまりますね。あとはエンピツでしたがきをして、クレヨンで色をぬっていきます。かく絵は、絵本の中の絵などをさんこうにしましょう。 |
ぜんぶの絵ができあがったら、画用紙(がようし)のうしろにものがたりをかいていきます。 |
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ちゅういすることは、かいた絵をじゅんばんにならべたときに、いちばん前の絵のおはなしが、いちばんうしろの画用紙(がようし)にかくということです。このじゅんばんをまちがうと、紙芝居(かみしばい)のないようが、ぐちゃぐちゃになってしまいます。 |
できあがったら、画用紙(がようし)のまわりに、やぶれづらいように、テープなどをはって、紙をつよくします。 |
うまくできたかな? できたら、いちど、おうちの人のまえで、はっぴょうしてみるのもいいです。 |
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紙芝居(かみしばい)は、小さな子の作るものばかりではありません。3年生、4年生の人は、ちょっと一工夫して作ってみましょう。ただ絵をかくだけではなく、折り紙などを使ってみましょう。ここでは「はなさかじいさん」を例にあげています。
- クレヨン
- ピンク色の折り紙
- 画用紙(がようし)
低学年と同じ順番で紙芝居(かみしばい)を作っていきます。 |
犬を折り紙で折ってはりつけたり、緑の色紙で、草を表現したりしてもいいでしょう。 |
これでちょっと一工夫した紙芝居のできあがりです。 |
折り紙を半分に折ります。山を下にして、角から上下それぞれ折り目をつけておきます。 |
左角を折り目の交わる所に合わせて折ります。 |
斜めになったはじに合わせて、折り紙を起こして折ります。 |
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反対側も起こして、半分の位置で折ります。 |
折り線から後ろに半分に折ります。 |
印をつけた部分をハサミで切ります。 |
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開いてみましょう。なんだかサクラっぽくなりましたね♪花びらのクセをつけるのに、一度たたみます。山になっている部分から折っていきましょう。 |
たたんだら、折り紙が一枚になっているはじを手前に、数枚かさなっているはじを後ろがわに少しだけ折ります。もう一度広げて、折り目に合わせて右側にたおれるように折って、形をととのえます。 |
うまくできたかな? このようにさくらをたくさんおってみましょう♪ |
高学年にもなって紙芝居作りなんて……そう思っていませんか? 中学年で、ちょっと一工夫しましたが、更に工夫をこらした紙芝居作りをしてみませんか?
- クレヨンや絵の具
- セロハン
- ダンボール箱 (平たいお菓子の箱などがいいでしょう)
- 画用紙(がようし)
- 折り紙
紙芝居の作り方は一緒です。 |
紙芝居ができたら、紙芝居の台も作ってみましょう。 |
紙芝居が入るくらいの厚さに切って、形をうすく作り替えます。 |
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うしろにかいた物語が読めるように窓をつけます。 |
まわりに茶色や黒などの色紙をはりましょう。(明るい色だと紙芝居が見づらくなります) |
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自由研究を発表するとき、普通の紙芝居と違って、どういう部分に工夫をこらしたのか、苦労したところはどこかなどを発表しましょう。紙芝居を披露(ひろう)するときは、物語に感情をこめて読み上げましょう。学校が始まる前に、おうちの人の前で練習するといいですね。