まず、何の年表を作るかを決めましょう。一番に思い浮かぶのは歴史の年表ですね。先に紹介した自分の年表でもいいでしょう。電話の歴史、電灯の歴史、車の歴史など、年表を作るにはたくさんのネタがありますね。
年表は何についての歴史なのかをしぼりこむといいでしょう。例えば歴史の年表を作るばあい、全体的に歴史をみるのではなく、時代をしぼって年表を作るといいでしょう。「江戸時代年表」「奈良時代年表」などとしましょう。年(いつ)分かれば何月か、どこでどのようなことがあったのかを表にしていきます。
右の「年表の基本例」であらわしたように表にして書いていくといいでしょう。コメントや説明の欄に、記入したことに合うイラストや図を入れてもいいでしょう。あまりゴチャゴチャ書き込まずに、見やすくしあげるようにしましょう。
自分が生まれたときから現在までのことを年表にまとめてみましょう。小さい頃の記憶はないでしょうから、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに幼い頃のエピソードなどを聞いて書いてみましょう。自分の知らない自分を知ることもできます。まず、紙に書き込む前にノートなどにメモとして記録しましょう。調べることは以下の通りです。
生年月日 | 名前の由来や生まれた時の様子などを書きましょう。お母さんに母子手帳を見せてもらうのもいいでしょう。 |
---|---|
親の名前 | 家族構成も書きましょう。 |
出身地 | 幼なじみのことや、いつも遊んでいた場所、その地域の行事などを書くといいでしょう。 |
出身校 | 幼稚園や保育園、これまでに学校で担任してもらった先生など。 |
<誕生><赤ちゃん時代><幼児時代><現在>などとグループ分けしていくと便利です。この方が調べやすいですしまとめやすいです。大まかな年表を書いたら、出来事やエピソードなどを写真があったら写真をまじえて作っていくといいでしょう。
重要な事柄は赤い字で書くなどして工夫しましょう。出来事や説明を書いたら、コメントは自分でもいいですし、家族の人のコメントでもいいでしょう。書くのはもちろん自分で書きましょう。
弟や妹が生まれて、そのとき自分はどう思ったか、そのときの自分は親から見てどんな様子だったのかなどを出来事、説明、コメント欄を利用して書いて生きましょう。
歴史の年表を作るときは、時代を大まかにみるよりも、時代をしぼって見た方がいいでしょう。例えば「江戸時代」「奈良時代」などと限定した方が詳しく調べられますし、細かい年表に仕上がります。同じ歴史でも、歴史上の人物の年表でもかまいません。同時に二人や三人の人物を一枚の年表上でまとめてもいいでしょう。いつの時代にどんなことが起こったのか、時代背景、活躍した人物などを調べてイラストなどもまじえて仕上げましょう。
電話も歴史のあるものです。いつ、誰が発明したのか(これは有名ですね)。電話の形の移り変わりや公衆電話はいつ頃から設置されたのか、携帯電話の誕生はいつなのか、FAXつき電話が家庭に普及していったのはいつ頃からなのか、電話に関しては調べられることがたくさんありますね。自分の家の電話の写真も貼ってもいいかもしれません。もしおじいちゃんやおばあちゃんの家の電話がまだ古い黒電話だったりするのであれば、写真を撮らせてもらいましょう。