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ヨーグルト

牛ライン

かなりの勢いでカスピ海ヨーグルトがブームになったのはまだ記憶に新しいですね。ヨーグルトはお腹にやさしくて美容と健康にいいというイメージがあります。ヨーグルトといえばブルガリアの名前が有名ですが、何故ブルガリアのヨーグルトが有名になったのでしょうか。


ヨーグルトとは

牛乳に含まれる豊富な栄養がそのまま入っているヨーグルト。
牛乳を乳酸菌や酵母の力で発酵させたもので、製品には「発酵乳」と表示されます。成分の規格は無脂乳固形分が8%以上、乳酸きん・酵母数が1000万/ml以上と決められています。乳酸きんの働きで、カルシウムやタンパク質が体に吸収されやすくなっています。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人でも安心して食べることの出来る加工品なのです。
整腸作用や免疫力アップを狙えます。ヨーグルトにうわずみが出る場合がありますが、ホエーと呼ばれる乳清で乳糖や乳酸きん、タンパク質はもちろんのこと。ビタミンB2やカリウムなどの栄養素がたっぷり詰まったものですので、捨てずに摂取しましょう。

ヨーグルトの歴史

ヨーグルトの起源になる発酵乳は、革袋や木桶に入れられた乳が、乳酸きんによって偶然できたのが始まりとされています。
今からさかのぼること7000年前から万病を治す薬として、滋養強壮の食べ物として珍重されていたようです。ヨーグルトといえばブルガリアというくらい密接な関係のように言われていますが何故でしょうか。「ブルガリアの人々が長寿なのは毎日ヨーグルトを食べているからだ」と言われ、乳酸きんの様々な効果を裏付けたのもブルガリア人医師であることからきているのでしょう。
ヨーグルトの健康によいとされる効果が実証されて100年以上もの間、私たちに愛されて食べられているのです。

ヨーグルトの種類

牛乳同様、栄養満点のヨーグルト。形状は様々なものがありますが栄養価は変わりません。一般的には大きく5つに分類することができます。

プレーンヨーグルト

プレーンヨーグルト

牛乳を発酵させただけの、砂糖や香料が一切加わっていないものです。
ジャムやフルーツソースを混ぜて食べるだけではなく、料理などにも利用されるヨーグルトです。


ハードヨーグルト

プレーンヨーグルト

ゼラチンや寒天でプリン状に固めに作られたもので、原料となる牛乳に甘みや果汁が入っているものです。
日本で初めて発売されたのがこのタイプです。


ソフトヨーグルト

ソフトヨーグルト

発酵させて固まったものをかき混ぜて滑らかに仕上げ、甘みを加え、果汁や果肉の入っているものもあります。


フローズンヨーグルト

アイスクリーム状に作られたヨーグルトで、空気を含ませて冷凍されています。凍結していても乳酸きんはもちろん生きています。

ドリンクヨーグルト

ヨーグルトの組織を液状にするために細かく砕いたものです。甘みや果汁を加えて飲みやすく作られています。

ヨーグルトダイエット

ヨーグルトダイエットは1日3回の食事のうち、1~2食をヨーグルトに置き換えるというものです。野菜ジュースなどと一緒に摂ってもかまいません。
ヨーグルトを摂取することで腸の働きをよくして、体の中にたまった老廃物を体の外に出してしまおうとするものです。便秘や下痢の改善も期待でき、腸のお掃除ダイエットといってもいいでしょう。便秘気味の人は一緒にアロエを摂ると効果的です。
アロエは別名「医者いらず」といわれるくらい体にいいものですし、便秘の改善にも役立ちます。
ヨーグルトと一緒に摂ることで、善玉きんをいきたまま腸に届けてくれる役割もします。胃の弱い方にもお勧めですよ。

手作りヨーグルト

ヨーグルトメーカーがあれば簡単に自家製ヨーグルトを作ることができます。
牛乳パックに種になるヨーグルトを入れて、かき混ぜてスイッチを入れるだけで自家製ヨーグルトが出来上がってしまいます。ヨーグルトメーカーを使用しない場合は温度管理が難しいかも知れません。
牛乳を種のヨーグルトによって発酵させるのは40度前後の環境で発酵させなければいけないからです。

ヨーグルトケーキのレシピ

とっても簡単なヨーグルトケーキの作り方です。材料を混ぜて焼くだけのしっとりケーキです。

材料(丸形20cm)

・プレーンヨーグルト 100ml ・卵 2個 ・砂糖 120g ・薄力粉 120g ・ベーキングパウダー 小さじ1 ・サラダ油 大さじ4 ・レモン汁 大さじ1 ・バニラエッセンス 少々

作り方

1.ベーキングパウダーと薄力粉を合わせてふるいにかけておき、オーブンを170度で余熱しておきます。

2.卵をホイッパーでよく混ぜてから砂糖を数回に分けて入れ、その都度よく混ぜます。

3.白っぽくなったらヨーグルト、レモン汁、サラダ油、バニラエッセンスを加えて混ぜます。

4.ふるいにかけた薄力粉を加えたら、サックリと粉っぽさがなくなるまで混ぜます。(混ぜすぎないよう注意しましょう)

5.バターを薄く塗って強力粉をつけた型にネタを流し込んで30~35分焼きます。あら熱がとれたら切り分けていただきましょう。