脳トレが身体を動かしながらできたらいいですよね。
ゆっくりとした動きのスロトレやエクササイズは筋肉を鍛えられるだけではなく、前頭葉や小脳などを活性化できる立派な脳トレです。
簡単にできるものから、少し難しめのものまで色々あります。
日課にスロトレやエクササイズを取り入れてみましょう!
身体の運動になるだけでなく、脳にとっても良いトレーニングになりますよ。
脳トレに効果的なスロトレって何?
脳トレに役立つ運動を紹介する前に、スロトレについて説明しましょう。
スロトレは、スロートレーニングの略です。
脳トレとして効果的なものとして、このスロトレが注目されています。
ゆっくりした動きの筋トレなので転倒などのリスクも少なく、高齢の方でも安全にできますし、前頭葉などを活発化させるのにもお勧めです。
体と脳の健康維持にスロトレをお試しください!
脳トレ1:椅子に座ってできるスロトレ、エクササイズ
椅子に座った状態でできるスロトレやエクササイズを紹介しましょう。
中には、机やノートが必要なスロトレやエクササイズもあります。
運動が苦手な人でも気軽にできる脳トレです。
ぜひチャレンジしてみましょう。
- 机の上に両手を出し、右手で握りこぶしを作り机をトントン叩く、左手の手のひらで机の上を擦ります。左右同時にリズミカルに!10回行ったら、手を替えましょう。
- 同じ手の動きを空中でやりましょう。
- 少しずつスピードアップし、できるだけ速く叩きましょう。
- 椅子に座り、背筋を伸ばして膝の間にノートを挟みます。
- 2.今度は手を置く足を右に替えて、10秒キープします。左右5回ずつ行いましょう。
- 1~2で1セットを10回行いましょう。
- 1~5の順で軽く机の上を繰り返し叩きましょう。
- 少しずつスピードアップし、できるだけ速く叩きましょう。
- 椅子に座り、背筋を伸ばして膝の間にノートを挟みます。
- ノートを落とさないようにしながら両足を持ち上げ、そのまま5秒キープした後、ゆっくり元に戻しましょう。
- 1~2で1セットを10回行いましょう。
脳トレ2:どこでもできるスロトレ、エクササイズ
足を肩幅に広げて立てる程度のスペースがあれば、どこでもできるスロトレやエクササイズを紹介しましょう。
勉強や仕事の休憩時間やちょっとした合間にやってみましょう。
すきま時間でサッとできる脳トレです。
- まっすぐぐ立ち、両手を腰に置きましょう。
- 右足を前に出して膝を曲げ、腰を充分に落としてから1に戻します。左足も同様に行い、1セットとします。1回10セット行いましょう。
- 足でジャンケンをしましょう。足を揃えてグー、片足を前に出してチョキ、足を左右に開いてパーとします。
- 次に手と足でジャンケンしますが、手でグー・チョキ・パーの順に出して、このとき足は必ず負けるようにしましょう。
- これを5回行った後、今度は足が勝つパターンを5回行います。
- 壁に向かって立ち、左手を壁に軽く当てて、右手で右足首を掴み引き上げましょう。
- 上半身を徐々に前へ倒していきながら、さらに足首を引き上げます。限界まで引き上げて5秒キープしてから、ゆっくり下ろしましょう。
- 左右の足で10回ずつ行います。
- 両手を使ってジャンケンをします。右手でグー・チョキ・パーの順に出し、左手は必ず負けるようにしましょう。
- これを5回行った後、今度は左手が勝つパターンを5回行います。
- 片手で目・鼻・口・耳の順に触りながら、触っている部位を声に出します。だんだんスピードアップしていき、30秒ほど繰り返しましょう。
- 今度は目・鼻・口・耳と言いながら、耳・口・鼻・目の順に触りましょう。
- 1.両足を肩幅に開き、まっすぐ立ちます。上半身はそのままの姿勢で、膝をゆっくり直角に曲げましょう。そのまま5秒キープした後、ゆっくり元に戻しましょう。
- 2.かかとが上がらないように注意しながら、10回繰り返しましょう。
- 右手の親指から小指の順に1・2・3・4・5、左手の親指から小指の順に6・7・8・9・0と番号をつけて覚えましょう。
- 手のひらを交差させて指を組み、内側にねじって顔の前に出します。
- 1765302489→5782931046の順に指を立てて下ろしましょう。
脳トレ3:スペースが必要なスロトレ、エクササイズ
最後に、ある程度のスペースが必要なスロトレやエクササイズを紹介しましょう。
横になって行う運動が多いため、エクササイズ用マットの上などで行うことをお勧めします。
全身を使うタイプのスロトレやエクササイズは、脳トレ効果も大きいでしょう。
- 腕立て伏せの姿勢で、両足を手のほうに引きつけます。
- 両手を数歩分前に出して、両足を引きつけて前進しましょう。
- 仰向けの状態で膝を曲げ、両手で両膝を抱えて胸に引き寄せた後、戻します。
- 膝を曲げたままで両手を頭の後ろにあて、あごを胸につけるようにして上体を丸めます。
- 次にまた膝を両手で抱えながら、上体を丸めましょう。
- 1~3で1セットを10回行いましょう。
- 床に手足をつけて雑巾がけするときのような体勢になり、歩きます。
- 片足を上げたまま、跳びはねるようにして歩いてみましょう。上げた足の膝はできるだけ伸ばすようにします。
- 仰向けの状態で曲げた右膝を立て、その上に左足を組みます。
- 左手は横に伸ばし、手のひらを床につけます。右手を頭の後ろに置き、上半身を左にひねった状態で少しの間キープします。ゆっくり上体を元に戻しましょう。
- 1~2で1セットを10回行いましょう。右ひねりも同様に。
- お尻が膝の真上にくるようにして、四つ這いの姿勢になります。
- 右手と左足を床と平行になるように上げ、15秒キープします。
- ゆっくり元に戻しましょう。左右5回ずつ行います。
- 仰向けの状態で両手を自然に下げ、手のひらを床につけたまま、膝を軽く曲げながら両足を垂直に上げます。
- 手のひらと腰に少しだけ力を入れ、お尻を持ち上げた後、ゆっくり元に戻しましょう。
- 1~2で1セットを5回行います。
- 背筋を伸ばし正座をして、両腕をまっすぐ上に伸ばし、手のひらを返した状態で組みます。
- 上半身を左右交互に、できるだけ真横に倒してから、ゆっくり元に戻しましょう。
- できるだけ真横を向くように、上半身を左右交互にひねりましょう。
- 1~3で1セットを5回行います。
- 歩くときの歩幅をだんだん広くしていきましょう。例えば10歩目より100歩目、100目より1000歩目というように、少しずつでいいので広くしていきます。
- 20分歩き続けると、脳トレにより効果的です。
- 肩幅に開いた両手を床に置き、右足を前に出して膝を直角に曲げます。左足は後ろに引いて膝を伸ばしましょう。
- 両手を右膝の上に置き、上体を起こして、そのまま20秒キープします。左右の足を交替し、3回ずつ行います。
- 体の右側を下にして、まっすぐ横になります。
- つま先を伸ばした状態で、左足を上げたまま10秒キープした後、ゆっくり元に戻しましょう。
- 1~2で1セットを左右10回ずつ行います。
- 両手を体に沿わせた状態で仰向けになり、両膝を立てます。
- 手のひらと足の裏に力を入れ、背中と腰をゆっくり持ち上げます。
- 上体→腰の順に下ろしながら、元に戻しましょう。
- 1~3で1セットを5回行います。
ここで紹介したスロトレやエクササイズを試して、脳のトレーニングに役立てましょう!
これらの中から一つでもいいので無理なくできそうなものを見つけて、毎日続けて行ってみてくださいね。
投稿者プロフィール
- 脳を研究しつづけてきました。脳をきたえる為のトレーニング方法や病気と脳の関連性の記事を書いています。右脳と左脳の違いや動物の脳と人の脳の違いも研究しています。
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