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脳トレといっても「さぁやるぞ!」と、かまえる必要はありません。
日常生活の中で、DIYや料理をすることも脳のトレーニングになっています。
それ以外にも、通勤時や入浴時、新聞を読んだあと、テレビを見ている時などを脳トレ時間に使うことができます。
慣れてくると、気づくと無意識に脳トレをするようになってしまいますよ。
脳トレをして前頭葉を鍛えましょう!
覚えて脳トレ
何かを記憶しようとすることは脳を刺激することにもなりますが、せっかくですから「トレーニング」としてみませんか?
電話番号を覚える
最近では携帯電話やスマートフォンの電話帳からボタン1つで発信ができ、以前のように自分で番号を押してかけることが少なくなりました。
まずは、親しい友人や家族、恋人の携帯番号や自宅の番号を覚えましょう。
しっかり覚えたら、その番号を逆から言ってみましょう。
番号を覚えるとき、「音」として覚えがちです。
音で記憶すると逆から中々言うことができません。
数字を画像として覚えるといいでしょう。
慣れてくると、無意識に電話番号を見ると逆から読むようになります。
思い出す脳トレ
思い出すということは、記憶を呼び起こすということです。
最初は中々重い出せなくても、脳が鍛えられると、最初は考えに考えまくって思い出そうとしていたものが、すんなりと思い出せるようになるでしょう。
食べたものを思い出す
あれ?昨夜何食べたっけ……なんて思い出せないこと、よくあります。
まず、朝起きたら、昨夜何を食べたかメニューを思い出してみましょう。
その料理にはどんな調味料を使ったのかまで考えることで脳トレになります。
ここまで思い出しましょう。
ただメニューを思い出すだけではトレーニングにはならないのです。
日記を書く
日記を書くにはペンで日記帳に書き、パソコンなどは使いません。
記憶を呼び起こし、自分の手で活字にすることで記憶の定着に役立ち、余白にイラストを書いたりすると画像処理能力も鍛えられます。
手書きにすることで漢字を思い出したり、手を動かすことで総合的に脳を使うことになりますし、誰にでもできることなのでお勧めの脳トレです。
1日を振り返る
毎日のお風呂も脳トレに利用しましょう。
湯船につかりながら1日を振り返り、100点満点でその日あった良かったこと、嬉しかったこと、嫌なことを採点していきます。
と、翌日の点数の予想もたてましょう。
良くないことがあった日、嫌なことがあった日は、翌日どうすれば良い日になるか考えることができ、悩みやストレスの突破口になる可能性もあります。
思い出すことで脳を刺激するだけではなく、日々の過ごし方を見直すこともでき、一石二鳥です。
地図を描く
地図を描くと言っても、本格的な地図を描くわけではありません。
どこか目的地を頭で設定し、自分が今いる場所からの道順を思い出して地図として描きだします。
こうすることで画像記憶が鍛えられ、脳の海馬の活動も活発になり、記憶力がアップします。
最初は近場に目的地を設定し、慣れてきたら徐々に距離をのばしてみましょう。
【番外編】
白地図に日本の47都道府県を記入するのも中々頭を使います。
47都道府県の県庁所在地を書き出してみたり、日本をクリアしたら次はアジア大陸にある国のピックアップ、更には首都のピックアップと世界に広げていきましょう。
家族や友人と一緒にゲーム感覚でするのも楽しくて、思いのほかはまります。
作ることで脳トレ
何かを作るとき、頭を使って考え、手を動かします。
考えること、手を動かすことで脳が鍛えられます。
新しいレシピ
料理が好きな人は少なくありません。
作りなれた料理だと、材料を切ってから味付けをして出来上がるまでの一連の作業を流れるようにすることでしょう。
出来上がりを想像しながら作る料理は前頭葉が活発になりますが、作りなれた料理より、初めて作る料理や作り慣れない料理の方が、より前頭葉が活発になるのです。
作り慣れない料理は食材に切り方、味付け、使う調理器具なども違い、いつもよりも考えながら作ることでしょう。
それが脳のトレーニングになるのです。
脳トレをしながらおいしい料理もできるのはなんだかお得感がありますね。
もちろんレシピを見ながらでもOK!
料理をしながらレシピを見るという作業が加わりますので、脳トレにはもってこいです。
プラモデルを作ろう
男性であればプラモデルを作る楽しさがお分かりなのではないでしょうか。
現代だとフィギュア作りをするという人もいるでしょう。
完成図が決まっているものをその形に近づけるように作ると言う行為は、前頭前野と前頭葉外側部が鍛えられます。
説明書を見て考え、手や指先を使って作るという行為が脳トレにピッタリなのです。
もちろんプラモデルだけではなく、女性だったら手芸でもいいですし、DIYでもいいでしょう。
休日にできる脳トレ
休日や時間のあるときにできる脳トレです。
慣れてくると出勤途中や、仕事の合間にもできるものばかりでですのでチャレンジしてみましょう。
本を読む
本を読むと言っても、自分の好きな本ではありません。
自分の好きな本を読む場合は癒し効果が高くなりますが、そうじゃない分野の場合、脳トレになるのです。
ではどのようなジャンルを選ぶのかというと、日ごろ慣れ親しんだジャンルとは別のジャンルを選びます。
小説を読む習慣がなければ小説を、哲学だったり専門書だったり。
堅苦しく考えなくても、ガーデニングやDIYの本などでもいいでしょう。
分からない単語などが出てきますが、繰り返し読むことで理解できるようになりますし、どうしても分からないことは意味を調べながら読み進めてみましょう。
意味が通じるようになると脳も鍛えられているということです。
新聞から特定の文字をひろう
毎朝新聞を読むことでしょう。
新聞記事の中から特定の平仮名を決め、いくつあるか数えてみましょう。
決めるのはどんな文字でもかまいませんが、楽にできるものとしては「や」や「の」です。
最初は1記事の中から探すようにし、徐々に2記事分、3記事分と増やしていきましょう。
記事の内容を把握しながら特定の文字を探すという、2つの作業を同時にすることで脳トレになります。
テレビ番組を見ながら膝触り
お勧めはニュース番組です。
特定の平仮名を2つ決め、アナウンサーがその言葉を発したら膝を触ると言うものです。
「あ」を発したら右膝、「か」を発したら「左膝」をタッチし、慣れてきたら逆にして、手をクロスしてタッチするようにします。
更に慣れてきたら、平仮名を3つにして膝だけではなく、太ももをタッチするのをプラスしたり、アナウンサーが1人で話すニュース番組ではなく、2人以上で話す報道番組でやってみるなど、自分なりにステップアップして工夫してみましょう。
散歩+写真を撮ろう
歩くことは健康にも脳にも良い効果があります。
散歩やウォーキングをしていると、きれいな景色や公園に咲いている草花が目に入るでしょう。
それらを写真に撮ってみましょう。
デジカメでもスマートフォンでもかまいません。
撮る構図を考えたり、どんなアングルがいいのか考えたり、そのために体を動かしたり。
こうした行動が海馬や前頭前野を刺激することになります。
この効果はジョギングをするのと同等の効果が期待できます。
投稿者プロフィール
- 脳を研究しつづけてきました。脳をきたえる為のトレーニング方法や病気と脳の関連性の記事を書いています。右脳と左脳の違いや動物の脳と人の脳の違いも研究しています。
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