五稜郭公園は函館一の観光スポットといっても過言ではないくらい有名な場所です。春は桜、夏は藤棚、秋は紅葉、冬は雪と、五稜郭公園ではそれぞれの季節にあった楽しみ方ができます。また、2010年には公園内に箱館奉行所も復元され、楽しめる場所がぐっと増えました。
五稜郭は面積が東京ドームの約5倍もあり、堀の周囲は約1.8kmで、市民もよくランニングコースとして利用しています。春は花見にたくさんの観光客が訪れますが、公園内・堀の外合わせて約1,600本もの桜の木が植えられているそうです。また、桜は夜間何箇所かライトアップされ、冬は「五稜星の夢」として五稜郭全体がライトアップされるので、それを函館山や五稜郭タワーから眺めるのもいいかもしれません。
そもそも五稜郭とは日本初の洋式城塞で、箱館が開港して元町に置かれた箱館奉行所を内陸に移転するときに造られました。1857年に五稜郭の工事が始まり、1864年に完成しますが、その3年後の1867年に大政奉還が行われ、翌年には旧幕府軍に占拠されて箱館戦争の舞台となります。五稜郭を設計したのは武田斐三郎という蘭学者で、公園内にも彼の碑があるのでぜひ見てみてください。
名前 | 五稜郭公園 |
住所 | 函館市五稜郭町44 |
電話番号 | 0138-51-4785 |
営業時間 | 郭内(堀の内側) 4月~10月 5時~19時 11月~3月 5時~18時 |
料金 | 公園 無料 |
駐車場 | あり |