では実際に商店街マップを作っていきます。実際に自分の足で歩いてみましょう。面白い看板や特徴なども記録します。おもしろいおじさんがやっている店、いつも安くものを販売している店、なども記録しておきましょう。地域の商店街それぞれに特徴があります。飲食店の多い商店街や、洋服屋さんの多い商店街など、その特徴もメモしておきましょう。見慣れないものがあったら写真に収めるなどしておきます。お店の人の許可があれば、お店や看板を写真にとらせてもらいましょう。勝手にとることは絶対にやめましょう。自由研究で商店街マップを作っているということをきちんと告げてからにします。お店の人に話を聞くことができるようであれば、そのお店のお勧めの商品を紹介するのもおもしろいでしょう。古いお店には開店してから何年たつのかも聞いてみましょう。
大きな紙の真ん中に自分で調べた商店街の地図を書きます。紙のまわりには調べた特徴や写真などをはって、説明やコメントを入れましょう。商店街を歩いてみた感想や、自分から見たお店の工夫、どうしてその場所にお店が集まっているのかなどの意見や感想も書き込みましょう。店を色分けすることも大事です。同じ種類のお店は同じ色をぬるとわかりやすくなります。八百屋さんであれば緑にぬる、床屋さんは青、肉屋さんはピンクというように統一すると、商店街に同じ職種の店がどれくらいあるのかが分かりやすくなります。
学校の周りや校区のマップを作ってみましょう。かなり広い範囲になるのでチームを組んで共同で行いましょう。学校の周りのお店はもちろんのこと、地図記号を使って校区マップを作ってみましょう。暗くなると人通りが少なくなって注意しなければならない場所、街灯が少ない場所、24時間営業の店があっていつも誰かがいる場所、交番や消防などを書くと、安全マップにもなりますね。商店街マップや校区マップ、安全マップはあくまでもヒントです。自分なりに工夫したマップを作ってみてくださいね。