まず、昆虫をつかまえるための網(あみ)が必要です。できれば編目(あみめ)のこまかいものがいいでしょう。編目(あみめ)が大きいと、せっかくつかまえた昆虫に、きずがついてしまうことがあります。
蝶々(ちょうちょう)やトンボをとったときに使います。羽をいためずに保管できるもので、トレーシングペーパーやパラフィン紙などで市販(しはん)されているものもありますが、自分で作ることもできます。袋状(ふくろじょう)になっていて、その中につかまえた昆虫を入れます。
虫かごは、羽のない甲虫(こうちゅう)などを入れましょう。バッタなどは、かごにひっかけて、足がとれてしまったりするので、どくビンの中に入れてから保管(ほかん)しましょう。
せっかくとった昆虫が、かごの中で痛まないように、どくビンに入れて動かないようにしましょう。わたに、酢酸(さくさん)エチルという薬品(やくひん)をしみこませて使いますが、これは手に入りづらいので、殺虫剤(さっちゅうざい)をしみこませたわたでもいいでしょう。あぶないので、おうちの人にやってもらいましょう。 ※ハチなどは、とてもきけんですので、とらないようにしましょう。
とった昆虫を調べるために使います。どんな種類で、どんな虫なのかを調べます。 ※どんな虫をとっても、傷がつかないように保管(ほかん)するのには、とってすぐ、ころさなければいけません。