採集した虫で、標本を作りましょう。昔は、昆虫採集セットなどがオモチャ屋さんで売られていて、かんたんに手に入ったのですが、最近ではあまりみられないようです。昆虫採集のセットの中には、虫をころす薬や、くさらないための防腐剤(ぼうふざい)、注射器やピンセットなどが入っていました。防腐剤(ぼうふざい)は、必ず使わなければいけないものではありません。虫を乾燥(かんそう)させるだけでじゅうぶんなのです。中には、防腐剤(ぼうふざい)を使わなければ、変色したり、体がちぢんでしまうものもありますので、その場合は虫の内臓(ないぞう)を取り除かなければいけません。昆虫採集セットが手に入るようであれば、防腐剤(ぼうふざい)を使うといいでしょう。
とった昆虫を乾燥(かんそう)させます。
乾燥(かんそう)させている段階で、足などが取れてしまったら、木工用ボンドでつけておきます。
バッタなどは、自然乾燥(しぜんかんそう)させると色が変わってしまいますので、かたの部分からピンセットを入れて、内蔵(ないぞう)を取り出してから、かわかします。(つぶれてしまわないように、わたをつめましょう)
標本にするための箱に、虫を固定していきます。できれば、コーヒーなどが入っていた、厚い箱がいいでしょう。
甲虫(こうちゅう)を虫ピンやまち針で固定するとき、体の真ん中にはささずに、中心から少しズレたところにさします。(小さくて、ピンをさすのがむずかしい場合は、木工用ボンドでつけましょう)
蝶々(ちょうちょう)やトンボは、羽を広げたじょうたいで、うすい紙で羽をおさえて虫ピンでとめます。
固定した昆虫の下に、採取日、採取場所、昆虫の名前などを書いた紙をはります。
上から、シワができないように、ラップをかけて、まわりをテープでとめましょう。
これで昆虫標本のできあがりです。 ※箱は自分なりにアレンジして、枠(わく)をつけたりすると立派になります。数匹ずつ、何個かの小さい箱に分けて作ってもいいでしょう。