イクラ
イクラはロシア語で魚卵の意味なのですが、日本ではそのなかでも特にサケの卵であるスジコをばらばらにほぐしたものを指します。赤くておめでたい色とプチプチした食感がたまらないイクラ。軍艦巻きでもイクラ丼でも、思う存分味わってみましょう。
イクラの一般知識
日本名/英名
イクラ/salmon roe
イクラの分類
サケ目サケ科サケ亜科タイヘイヨウサケ属に属するサケの魚卵
イクラの生態
イクラはサケの卵をばらしたものなので、生態はサケの項目を見てください。
(参照 → サケのページ)
イクラの旬の時期
◎ イクラのオススメ度
おいしさ
歯ごたえ
好き嫌い
価格
香り
★★★-- 3
★★★★- 4
★★★★- 4
★★★-- 3
★★--- 2
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イクラはサケの卵(スジコ)をほぐしてばらばらにしたものです。ですからサケが卵を抱えて帰ってくる秋口がイクラの旬ということになります。
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イクラの種類
親の種類で変わる
イクラはサケの卵なのですが、その親のサケの種類によって多少変わります。普通にイクラというとベニザケの卵が多く、味わいや歯ごたえなど一級品といえます。一粒ずつばらしていないものはスジコとよばれますが、これを利用した寿司もあります。普通に食べるほかにしょうゆ漬けにしたものを握ることもあります。
イクラで健康!ヘルシー!
イクラに含まれている成分は、このような効果を齎してくれます。
バランス食
イクラに限りませんが、タマゴというものは基本的に生命をそのまま食べるということなので基本的には栄養のバランスがよく、各種必要成分やビタミンが含まれています。
貧血予防
イクラは鉄分もふくんでいるので、赤血球の原料として活躍します。この鉄分が足りないと鉄欠乏性貧血になります。ただ、イクラはコレステロールなどが高いので、過剰に摂取する必要はありません。
イクラの美味しい食べ方
イクラの軍艦巻き
イクラはそのままだとぽろぽろ崩れるので握りではなく軍艦巻きにして食します。飾りのようにきゅうりを載せることがありますが、そうするとさっぱり感が増すので筆者はそちらの方が好みです。魚卵の濃厚な味とプチプチした食感があるので、はまりやすいお寿司です。
スジコの握り
お寿司屋さんでもっともポピュラーなイクラの食べ方です。握った酢飯の上にネタを乗せ海苔でスジコは塩辛いというのは塩蔵したものだからで、最初から寿司に使う場合には当然薄味にします。この場合は卵がまとまっていますのでイクラには出来なかった握り寿司も可能です。イクラより卵はまだ小粒の事が多く、また違った食感が楽しめます。
その他
イクラは海鮮丼やいくら丼などの丼物として寿司屋のメニューに載ることも多い一品ですし、食感のアクセントと見た目の美しさなどから、手巻き寿司やサラダ巻きといった巻物にもよく使われます。
直感寿司占い・イクラ編
一番始めにイクラ(いくら)の寿司ネタを選んだアナタはずばり「純粋な心の持ち主」でしょう! 味覚もさることながら、食感は他の寿司ネタでは味わうことが出来ません。活きのよいイクラはあたかも赤真珠のごとく宝石のような輝きをしております。そんなアナタは、イクラのように透き通った心の持ち主と言えるでしょう。人だけではなく、動植物にも優しく接することが出来、感動しやすい人物でしょう。その純粋さから人にかわいがられることもしばしばあります。ただ、純粋であるがゆえに理想を人に求める傾向にありますので注意が必要です。
イクラのお話し
工業イクラ
イクラは普通に食べると結構いい値段なのですが、たまに激安なものを見かけませんか? それは工場で生産された人造のいくらである可能性が高いものです。作り方も簡単でイクラの風味をつけた油をぽたぽたと落とすと下の薬液と反応して固まり、見た目も匂いも味もそう変わらない人造イクラの出来上がり。皮がやや堅いかな? 程度の違いしかわからないので、了解済みで食べる分には一向に構わないと思います。
コラム
その他の寿司ネタ・魚卵編
このサイトで紹介している貝の寿司ネタはイクラだけなのですが、その他にもいろいろありますのでいくつかを簡単に紹介してみましょう。
・ たらこ
意外とたらこの寿司というのもあります。変り種では明太子なども。
・ とびっこ
これは軍艦巻きでおなじみのとびうおの卵。正式には“とびこ”らしいです。
・ 数の子
いわずと知れたニシンの卵。握り寿司にして海苔で巻いて出されます。
・ エビ子
エビの卵です。よくアマエビなどが使われますが、生だと青いのでちょっと怖いですね。
・ タマゴ
魚卵ではないのですが、寿司ネタのタマゴを紹介するページがないのでここで。厚焼き玉子を載せた握り寿司ですが、寿司屋によって大変工夫されていることが多く、旨い寿司屋の見分け方の一つにもなっています。
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