スーパーなどでもよく見かける果実酢には果実を原料にして醗酵させた果実酢と、果実のエキスや果実自体を穀物酢などに加えて作った「果実酢」があります。りんご酢や柿酢などは、昔から作られている果実を発酵させた果実酢ですが、最近市販されているものは果実のエキスや果実を醸造酢に加えて作られている果実酢も多くなってきています。果実を発酵させて作った果実酢はもちろん、果実の果汁が3割以上入っている酢はすべて果実酢と表記されているため、どちらも本物の果実酢ということになります。
バナナ酢やリンゴ酢など自分の好きなフルーツを酢に漬け込んで作った果実酢を使ってサワードリンクにすると毎日簡単に酢を取り入れることができます。フルーツを漬け込むときに自分の好きなフルーツと酢が1:2になるように漬け込みます。
ダイエットに利用されることの多い果実酢は自分の好みのフルーツを使って作ることができ、サワードリンクや果実酢を使ったデザートを作るときに使っても便利ですよ。
リンゴの甘さが和え物に加わるのが苦手な人は、リンゴをいれずにリンゴ酢の香りだけでもさっぱりと食べやすい和え物が作れます。リンゴを加えない場合は、大葉を細切りにして混ぜてもいいと思いますよ。
穀物酢は日本人の食生活に馴染み深い米や麦などの穀物類を原料として昔から作られてきたお酢です。価格も手ごろで大変手に入れやすいお酢ですが、若干の酸味と刺激臭があるため苦手な人も多いようです。また、穀物酢の中には、玄米酢や黒酢といった癖の少ないものもあります。酢は工夫次第では料理に使うことで、味が引き立つ健康食にはや代わりしますので、上手に活用していきましょう。あわせ酢には、二杯酢・三杯酢やご飯に混ぜる酢飯用のすし酢などがあります。最近は「寿司酢」「あわせ酢」「酢の物酢」などはじめから調合されて市販されているお酢の調味料もあります。
二杯酢は酢と醤油を同量混ぜ合わせて作る酢の調味料のことです。
二杯酢に酢・醤油と同量のみりんを混ぜたものが三杯酢です。最近では酢の物、和え物に二杯酢より三杯酢が使われることが多いかもしれません。また、酢の酸味や刺激臭が苦手な場合、三杯酢に砂糖や黒砂糖を加えて甘めに仕上げた三杯酢を使うと食べやすくなります。
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