スイカは元々黒かった!?
日本にスイカが入ってきた頃の見た目は、現在のように縞があるものではなく、黒っぽい皮をしていました。
黒い皮なのに中の実が真っ赤なので、徳川中期の頃には、換金作物として栽培されていました。
こうしたスイカも時代と共に改良を重ねて、現在では夏にはなくてはならないものとなりました。現在ではアメリカや中国からのものと、日本で栽培されたものを合わせて150種以上のスイカの種類があります。大きく分けると、全体の90%をしめる紅肉種と、黄肉、白色種と3種類になります。
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スイカの生産量
スイカの生産量は、120万tあった昭和40年代に比べ、徐々に減少してきています。一番生産量があるのは熊本県で次いで千葉県となります。
3位の山形県になると、その生産量は千葉県の半分になってしまいます。
やはり暖かい地方の生産量が多く、寒い地方に行くほど少なくなります。10位の北海道は、1位の熊本県に比べると1/6の生産量になります。
スイカの消費量
一番スイカが食べられている県は、砂丘スイカの鳥取市、次いでハウス栽培の熊本市、その次が黒部スイカの富山市になります。
消費が少ないというと、甲府市や福島市、福井市になります。消費量は生産量と違って、暖かい地方、寒い地方が関係ないようですね。