じゃがいもの料理
じゃがいもの料理であなたはいくつレシピを思い浮かべることができますか?
かつては煮て食べるだけのじゃがいもは、現在ではじゃがいもを使った様々な料理があって、簡単に作れるものも多く、保存野菜としては欠かせないものになっていますね。
じゃがいもの活用
じゃがいもは世界中で一番食べられている野菜といっても過言ではないでしょう。とても馴染みが深く、じゃがいもを見たことのない人はいませんね。
私たちは 煮物にしたりコロッケなどの揚げ物にしたり、サラダに使ったりと、1年を通して様々な料理に利用しています。栄養価も高い野菜ですので、どんどん料理に活用していきたい食材です。
皮むき
じゃがいもを調理するときに皮をむきますね。この皮むき作業が苦手だという人が多いです。包丁を使ってむくと、どうしても厚くむいてしまいがちです。
どの野菜や果物でもそうですが、皮の付近に一番栄養があります。できればピーラーを使って薄く皮をむくようにしましょう。栄養も摂れて無駄も少ないのでお勧めです。
よく皮をむいたあとのじゃがいもを水に浸しますがどうしてだかわかりますか?切ってすぐ水に浸すと褐色に変色するのを防げます。水に浸すことによって、じゃがいもが料理している間に煮くずれするのを防ぐためだと、長時間水に浸す人も中にはいますが、あまり長時間浸していると、せっかくのじゃがいものビタミンがどんどん逃げてしまいます。デンプンをさっと流すくらいの感覚で十分です。
これはサツマイモにも共通していえることですので頭に入れておき ましょう。
じゃがいもは水から煮る?
じゃがいもを煮るときに、水から煮ていますか? 水から煮ると崩れにくいのです。沸騰したお湯から煮ると、表面だけ煮えて中は生のままになってしまうので、中まで煮えるまでには表面が煮くずれしてしまいます。コトコトと水からじっくり煮ていきましょう。グラグラに煮立ったお湯では、いくら水から煮ている とはいえ崩れてしまいます。
じゃがいもに限らず、水から煮る野菜と沸騰したお湯に入れて煮る野菜とがありますが、この見分け方を伝授しましょう。
葉物などはお湯から煮るのはご存じでしょうが、土から下に生えてできた野菜は水から、土から上に生える野菜はお湯からと覚えておくと良いでしょう。だいたいの野菜 がこれにあてはまります。
じゃがいもを調理するときのポイント
じゃがいもを調理するときにポイントとして押さえておきたいことがいくつかあります。
せっかく料理するのですからおいしくいただきたいですよね。
アク抜きの方法
先に紹介した、褐色に変色しないために水に浸すことです。茹でたときにアクも出ますので、切ったら水に浸します。
水にさらすと酸化して変色するのを防ぐばかりではなく、アク抜きの目的もあったのです。
焼く
じゃがいもは茹でるばかりではなく、バーベキューなどをするときに、一緒に焼いて食べることがありますね。じゃがいもを焼くときのポイントは、十字に切り込みを入れることで余分な水分が出て焼き上がりがホクホクになります。
徐々に加熱していき、向きを変えながらまんべんなく焼きましょう。
裏ごし
裏ごしするときは、熱いうちにしましょう。
じゃがいもは冷めてしまうと粘りが出てきます。そうなると裏ごししにくいばかりではなく、口当たりも悪くなってしまいます。
知り合いにじゃがいもが大嫌いだという人がいます。料理に入っているだけでもダメで、じゃがいもメインの料理などはもってのほかだとまで言います。じゃがいもが嫌いになった理由があります。
中学生の頃、農家に芋掘りのアルバイトに行っていたそうです。朝から晩まで来る日も来る日も芋を掘り、それが機械で掘るのではなく人の手で掘るので、かなりの重労働なんだそうです。それまではじゃがいもが好きでよく食べていたそうですが、そのアルバイトを機に、見たくもなくなったのだそうです。味が云々ではないのですね。それでもフライドポテトは好きでよく食べていますので、なんだかよく分かりません。
ただのワガママなのでしょうか。