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鉛筆友達
 

鉛筆

子供の頃に親しんだ鉛筆も大人になると、特定の職業の人以外は使い機会も少なくなりますよね。一口に鉛筆といってもそれぞれに形の異なったものや水彩色鉛筆など様々です。「鉛筆削り」などの鉛筆の関連アイテムにもこだわりを持っている人もいると思います。いろんなハイテク機器に押されて、隅に追いやられつつある鉛筆。その良さについて、もう一度考えてみせんか?

鉛筆って?

 

鉛筆を英語に訳すとpencilになりますが、このpencilの語源は、ラテン語の「ペニシラム(しっぽ)」に由来していると言われています。初期の鉛筆は金属の鉛の棒を毛で包んだものでした。その形がシッポに似ていたところから名付けられたのでしょう。日本では基本的に子供の義務教育期間は鉛筆を使いように学校などで指導しています。今は中学生にもなるとシャープペンを持つ子供も多いと思いますが、小学生のあいだはほとんどの子供たちが鉛筆を使っています。これは文部省が「日本語を見やすく、分かりやすく、効率的に書く」ことを目指して、小学校1年生から中学校3年生までの児童・生徒に硬筆書写教育を推進しているからです。普通の黒鉛筆のほかにも色鉛筆もあります。特に赤鉛筆は原稿の校正をしたり、試験の採点をするときなどによく使われますね。学生時代は結構よく使う色で、赤が一番先になくなっていた覚えがあります。このように「書く」という重要な役割を果たしてきた鉛筆ですが、最近はシャープペンが普及し、鉛筆の必要性は低くなっています。

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鉛筆を使うことによる効果

 

みなさんは「ワープロ(パソコン)失語症候群」という言葉を聞いたことがありますか?現在はパソコンが広く普及し、文字を手書きする行為自体が減ってきているように感じます。私自身、普段パソコンばかり使っているので、最近漢字が書けなくなってきました(泣)パソコンは機械なので読み取った文字をそのまま変換するだけです。このため、書く人の気持ちが伝わりにくい、個性のない文章になりがちになってしまいます。そして何より漢字を忘れてしまうというのが大きな欠点ではないでしょうか?スピード重視のことでなければ、できるだけ鉛筆を使って書くように心がけたいものですね。鉛筆での手書きは独特のぬくもりが感じられますし、漢字も覚えられますよ!

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鉛筆の使い方いろいろ

 

鉛筆は文字を書くことももちろんですが、絵を描くことも可能です。おもにデッサンや鉛筆画に使われます。さらに美術用としては色鉛筆も頻繁に用いられます。今、話題の「大人の塗り絵」でも水彩色鉛筆を使って色を塗ります。鉛筆画も塗り絵もそうですが、簡単に絵に濃淡をつけれる点が鉛筆の特徴とも言えるでしょう。鉛筆画はクレヨンや絵の具などを使った作品と違い、モノクロの渋い雰囲気を出すこともできるのが魅力的ですね。その代わり、色を重ねても1本1本の線が細いので、あまりごまかしは利かないかもしれません。持ち方によっても色んな線が描ける鉛筆画を楽しんでみてはいかがですか?

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鉛筆Q&A

ここでは鉛筆や「鉛筆削り」に関する様々な疑問を解決します!

私たち日本人は、どれくらい鉛筆を使うの?

一人当たりの年間の消費量は、黒鉛筆で3.7本、色鉛筆で1.5本、合計5.2本になります。鉛筆に限らず、筆記具全体で計算すると一人当たり13.5本になります。このことから一人当たりのひと月の消費量は1本強の筆記具を使っているということになります。

鉛筆をよく使う人って?

 

一番鉛筆をよく使う人といえば学生さんではないでしょうか?小学校から大学まで長期にわたって使われます。職業でいうと設計図などを頻繁に描く建築家やコピーライターや作家なども鉛筆を使うことが多いですね。また、事務職でも鉛筆は欠かせません。全体的に見ると、やっぱりデスクワークをする人が多く使う傾向にあります。そんな親しみのある鉛筆を使う人物などにふれてみましょう。


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「ミニ鉛筆削り」と「電動鉛筆削り」の違いは?

 

卓上用の小さな「鉛筆削り」は、ちょっとした時にすぐ削ることができて便利ですよね。ですが、一枚刃のため弱く、鉛筆の芯が硬いと削れないこともあります。鉛筆の濃さがH以上の場合は止めておいたほうがいいでしょう。一方、「電動鉛筆削り」などの大きなものは「ミニ鉛筆削り」に比べて角度がゆるい回転刃なので、芯が硬い鉛筆を削っても大丈夫なのです。特に電動式は鉛筆を差し込むだけでキレイに削ってくれてラクですよね。

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