きゅうりのピクルスが一番有名ですが、ピクルスはどんな野菜でも作れちゃいます。トマトを使ったピクルスも中々ですよ。作り方のレシピも紹介しますので、是非つくってみてください。
ピクルスの漬け込む液さえ作ってしまえばちょっとの手間で色んなピクルスを楽しむことができます。
ピクルスを作る前に頭に入れておきましょう。まず、ピクルスをせっかく作っても、カビが生えてしまっては保存食の意味がありません。使用する器具は熱湯消毒しておきましょう。
使用する鍋などは、酢を使いますのでホーロー製やステンレス製などのものを使いましょう。保存する容器も蓋が密閉できるガラス瓶が向いています。
材料になる野菜は、水分が多いものはあらかじめ水分を出してからピクルスにします。ピクルスを作って出来上がったものを瓶から取り出すときも、熱湯消毒した箸で取り出すと長期間の保存が可能です。
この基本となるピクルスを作る液の作り方を覚えていれば、様々な野菜でピクルスをつくることができます。
是非覚えてくださいね。
- 酢かワインビネガー 2.5カップ
- 水 1/2カップ
- 月桂樹の葉 2枚
- にんにく 1かけ
- クローブ 3~4粒
- ハーブをお好みで
用意した材料を鍋に入れ、沸騰したら火を中火にします。10分ほど煮詰めたらできあがりです。これを冷まして使います。
使用する酢も、普通の酢でもかまいませんし、りんご酢などのお好みの酢をお使いください。酸味や甘さは好みで味を調節してください。
家庭菜園の時期が終わり、トマトの木を片付けるときにまだ青いトマトがついていませんか? 寒くなってきてもう赤くなることのないトマト、もったいないですね。
青いトマトは赤いトマトと違って甘みがありません。香りはトマト特有のいいにおいがしますので、ピクルスにしてみませんか?
作り方は簡単です。
青いトマトを10%の塩水に1時間くらい漬けたあと、ピクルス液に漬け込みます。食べごろは1ヶ月ほどですが、たべやすいようにスライスしてから漬け込むともっと早く食べられるようになります。
スライスする場合は種の部分は取り除きましょう。種を取り除いた後に塩水につけるようにします。2~3日で食べられるようになります。
家庭菜園で思いのほかたくさんとれてしまうミニトマト。プチトマトともいいますが、余って腐らせてしまうくらいならピクルスに加工してしまいましょう。
よく洗ったミニトマトに、味がよくしみ込むように爪楊枝などで1ヵ所刺しておきます。ピクルス液の砂糖は若干多めの方がおいしくできます。洗って爪楊枝で刺したミニトマトを密閉容器に入れておくだけです。
とにかくピクルス液だけを作っておくと、簡単にピクルスが作れるのです。もちろんこれだけで食べてもおいしいですし、サラダなどに使ってもいいでしょう。
ピクルスは一度作るとはっきりいってハマリます。簡単にできるのと保存がきくメリットがあるからですね。
作り置きしておく場合、作った日付がわかるように、ラベルに日付を書いたシールなどを貼っておきましょう。保存期間だけでなく、食べごろもわかりやすくて便利です。
保存できる期間は使用する食材にもよりますが2週間から1ヶ月です。保管場所は冷蔵庫で保管しましょう。
ピクルス液を作るときに、お好みで入れるハーブを紹介しましょう。自分の好きなものや食材に合うハーブを使って、自分だけのオリジナルピクルスを完成させましょう。
別名は月桂樹、ローリエです。清々しい香りと少し苦味のある味です。 |
香りが強く、バニラのような甘い香りと、その中に辛さや渋さが混じった味です。 |
ナツメグ、シナモン、クローブを混ぜたような風味です。 |
スッキリとした香りです。ディルの種には甘くて刺激のある辛味があります。 |
さわやかな甘い独特な香りです。 |
どちらも甘くて刺激的な香りと、ほんのりと苦味があるのが特徴です。 |
レモンとセージをあわせたような爽やかな香りです。 |
しょうのうに似た香りがします。 |
刺激のある香りで、少し苦味と辛さがあります。 |
葉には人参やパセリのような香りで、種は爽やかな果実のような香りです。甘さと少し苦味があります。 |
甘い香りと少ししょうのうのような香りがします。 |
ホワイトペッパーは上品でマイルドな香りですが、ブラックペッパーよりも香りがしません。 |
匂いは殆どありません。刺激のある辛味が特徴です。 |
清々しい匂いと透き通った辛味があります。 |
水にとけると香りと辛さが出ます。ブラウンマスタードに比べてホワイトマスタードの方が旨みがあります。 |
古くから世界中で使われている香辛料です。強い匂いが特徴です。 |