虹がどうして七色に光って見えるのかは、太陽の光と小さな水のツブが空にいっぱい広がっているからです。でも、太陽の光は透明で私たちの目では見ることができませんよね。太陽光の中には、多くの種類の光が含まれています。日焼けをしてしまう紫外線(しがいせん)やカメラなどに使われている赤外線(せきがいせん)も太陽光の中にあるひとつなのですが、目に見えるものではありません。虹色を作り出している光も見えないものなのです。
たくさんある虹の種類
どのような光でも小さくて見えないツブがゆらゆらと波のように動きながら進んでいきます。雨つぶにぶつかりながら光が進んでいくときに屈折(くっせつ)するため色が変化します。もともと太陽光はすべての色が混ざって透明に見えているのですが、雨つぶに当たると、光が分かれて色が付いて見えてきます。2重になっている虹や、さかさまに見える虹など、たくさんの種類があるんですよ。あなたはどれくらい見たことがあるでしょうか? 虹が出てきやすい天気や時間帯を知ってみましょう。虹が出てきそうという事がわかれば見られるチャンスも増えることになりますしね。