バラ科の植物で、大きく分けるとブッシュタイプ(木立ち性)、シュラブタイプ(半つる性)、クライミングタイプ(つる性)の樹形があります。おもに観賞用、香料の原料などに使われています。本来、薔薇は華やかな見た目と香りが特徴的ですが、今日本で栽培されているものの多くは観賞用に品種改良されているため、香りが弱くなっています。品種によって色、大きさ、形、香り…本当に色々楽しめるのが薔薇の魅力といえるでしょう。ちなみに、薔薇は6月の誕生花で、花言葉でよく知られているのが「情熱」ではないでしょうか。実は薔薇って、その色や形状によって違った花言葉を持っているんですよ。赤は「愛情・情熱・内に秘めた愛」、ピンクは「温かい心・一時の感銘」、赤白班入は「満足・たたかい」、黄色は「薄らいだ愛・やきもち・嫉妬・誠意のなさ」、白は「純潔・尊敬・私はあなたにふさわしい」となります。さらに、つぼみなら「恋の告白」、一重咲きは「淡泊」、満開の花一輪は「秘密」、トゲのない薔薇は「初恋」といった感じです。