広東料理の主食「チャーハン(中国語では炒飯)」
チャーハンは広東料理の「点心」の一つとして、ラーメン、餃子と肩を並んで日本の中華料理の定番と言えます。中華スープ付きのチャーハン定食は、サラリーマン、大学生たちに大人気な中華メニューです。しかし、おもしろいことにチャーハンの本場の中国には「チャーハン定食」というメニューはありません。残りご飯で簡単にできるチャーハンレシピと作り方をご紹介します。
広東料理の代表格「八宝菜(はっぽうさい)」
日本人は割り切れない奇数を好みますが、中国人は割り切れる対になる数字を好みます。その中で、八は中国人が最も好む数字で八の入った車ナンバー、電話番号、部屋番号などは高い値段で競売にかけることがあります。八の数字が幾つも並べられている電話番号は、普通では考えられない値段で売られ中国の新聞に載るぐらいです。中国人だけでは、日本人も「末広がり」の意味で八という数字を好みます。八宝菜、八宝粥、八宝飯、八宝茶など八を含む中華料理の名前は数多くあります。冷蔵庫に残っている半端なお野菜で、電子レンジを使った簡単ヘルシー八宝菜のレシピと作り方をご紹介します。
高級広東料理「フカヒレ」
コラーゲンを多く含むフカヒレは、肌の老化を防ぐ最高のものとして中国では昔から食されていました。フカヒレは産地と質によって値段が異なりますが、質が少々落ちるものでもそのお値段を聞くと飛び上がってしまいます。「高級マンションに住み、外車を乗って、高級品(オオドロ、フカヒレなど」を食べる」ということは、中国富裕層の象徴です。ご家庭でも簡単にできるフカヒレスープレシピと作り方をご紹介します。
広東料理の味噌汁「中華スープ」
広東の人ほどスープを飲む中国人は、おそらくいないでしょう。気候が暑く、湿気が多い広東では、夏バテ対策として薬膳中華スープを飲みます。鶏肉、とんこつ(豚骨)、野菜、薬味に桂皮、クコの実、なつめ、トウヒなど様々な漢方を入れて作った広東薬膳中華スープは、広東意外の中国人はなかなか作れません。漢方薬入りの中華スープは夏バテ防止だけではなく、滋養品としても重宝されていて、中国各地にある「広東スープ専門店」はいつも人に賑わっています。トマトと卵さえあれば、5分間で簡単にできる「ヘルシー中華スープ」レシピと作り方をご紹介します。
広東料理のあんかけ焼そば「広東麺(かんとんめん)」
「炒麺(中国語でchaomian)」は、広東料理の中で「点心」に入ります。「炒麺」と「焼そば」は非常に似ていますが、麺の種類から味付けまで炒麺のバリエーションはとても豊富です。炒麺の範囲はとても広く、広東麺は実は炒麺の一種類です。麺の上にあんかけした八宝菜をのせた「広東麺」は、いろんな野菜を一遍に取ることができますし、大変手軽く簡単にできるのでぜひマスターしてほしいものです。電子レンジで簡単にできる「ヘルシー広東麺」レシピと作り方についてご紹介します。
アジアで愛されている広東料理「お粥(かゆ)」
中国粥の種類は1000種を越えると言われていますが、中国の人は昔から滋養品として粥を食していました。広東の粥は、米の形が無くなるまで長時間火にかけて作るのが特徴です。シンプルな北方の粥と違って広東の粥は、様々な雑穀と豆類、野菜、肉類、魚介類など豊富な食材を使います。中国の飲食習慣は、日本、韓国、東南アジアに大きな影響を及ぼしました。韓国の人も粥をよく食べますが、韓国粥は中国粥から色々学び自分独自なスタイルを作り上げたのです。超簡単「中華粥」レシピと作り方をご紹介します。