ノート
ノートは私たちが幼い頃から接っする機会の多かった紙でしょうか。落書き帳もノートの中に入ります。幼い頃、クレヨンや色鉛筆でお絵かきした記憶はありませんか? ノートといってもやはり色んな種類があるのです。
ノートの種類
ノートの正式名称はノートブックです。だからといって、ノートブックというひとはまずいないでしょう。ノートは何枚もの紙を金具や糸、糊で束ねた記録するための文房具です。おじいちゃん、おばあちゃんの世代では「帳面」といったり「筆記帳」といったりもしますね。表紙や裏表紙を除くノートの中は、一般的に色が白で、自由に書き込める無地のものや、あらかじめ罫線や升目が印刷されているものがあります。音楽のノートには五線譜、英語のノートには四線ノートとして印刷が施されています。ノートのほとんどの大きさがB5版サイズになっています。
学習帳
小学生向きのノートで授業を想定して作られています。国語や算数、音楽などの科目別に、中の紙に升目や罫線が印刷されています。
大学ノート
多目的用のノートになります。中学生から大学生が授業に利用することの多いノートです。紙には罫線と上部に見出しと日付の記入欄があり、普通升目のものはありません。A罫だと7mm、B罫で6mmが一行の高さになり、この2種類が一般的に販売されているものです。この他にもC罫5mm、U罫8mm、UL10mmのサイズがありますが、あまり一般的ではありません。無地や方眼罫のものもあり、一般的にはB5判サイズが多く使われますがA4判サイズもあります。
名前の由来
明治17年に東京大学の前の文房具屋で初めてこのノートが販売されました。表紙に細かい毛の入った紙を使用していたので見た事がある人もいるでしょう。一般の人には高価なものでしたので、帝大生くらいの学問がなければ使えないと言われ、「大学ノート」と呼ばれるようになったということです。
ルーズリーフ
紙の片方に穴が連なってあいていて、その紙を専用ファイルに綴じて使うノートです。紙の順番を入れ替えることもでき、大変便利です。サイズは一般的にB5判サイズやA5判サイズになります。
手帳
持ち運びを目的としたポケットサイズのノートです。1週間ごとの予定や月ごとの予定、連絡先などがレイアウトされています。この他にも地下鉄の乗り換え図や物差し、電卓がついている物まであります。
システム手帳
ルーズリーフ型の手帳です。紙が足りなくなったら足すことができます。仕事用に使っている人も多く、年が変わっても中だけを取り替えるだけでいいので、気に入ったバインダーで長く使用する人が多いでしょう。取引先との予定を全て手帳に記している人も多く、これがなければ仕事にならない人がほとんどですね。
交換日記
女の子は交換日記が好きですね。誰もが一度は仲良しの友達と交換日記をした経験があるのではないでしょうか。昔の学生では男女で交換日記をするのも流行った時代もあったようです。日記帳は日々の出来事を書き記すノートで鍵のかけられるものもあります。今では携帯メールなどがありますので、交換日記をする学生はいなくなったかもしれませんね。日記も日記帳を使わずに、パソコンで日記をつけたりブログとしてインターネットに公開し、それに友達などがコメントをつけるという方法が主流のようです。
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初めてのノート
私たちが幼い頃、初めて触れるノートは落書き帳ではないでしょうか。好きな物を自由に描けるように無地のものが多いです。大学ノートを落書き帳として使用する人もいますね。幼い頃に絵を描いた落書き帳が、押し入れの隅から出てきた時は、母の物持ちの良さに感心したものですが、両親にとって、我が子が初めて絵を描いた落書き帳は記念の品なのですね。
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