紙袋
デパートやショップで買い物をすると、オリジナルの紙袋に購入した服などを入れてくれます。奮発してブランドの洋服だったりすると、いつまでも大事にブランド名の入った紙袋を使ったりする人もいますね。使わないのに大事にしまい込んでいる人までいます。自分なんですけど……。
紙袋とは
紙袋は字にまんま、紙でできた袋です。手提げ式になっているものは店舗で洋服などを購入したときなどに入れてくれますね。手提げ式ではない、普通の袋状態の紙袋は薬局などで風邪薬などの小さなものを買うと入れてくれます。紙袋といえば、アキバ系を思い浮かべる人もいるでしょう。何故か彼らは、ジーンズの中にTシャツの裾を入れ、バンダナやキャップをかぶってDAYバッグに紙袋姿という固定観念を持たれています。実際そういう格好の人もいますが、秋葉原の街が同じ格好の人であふれているわけではありません。手提げ式の紙袋ですと、紙も厚手で頑丈なものも多く、中にはビニールをかぶせてあって、紙袋が濡れないようになっているものもあります。
紙袋の呼び方
私たちが「紙袋」と呼んでいるものには業界ごとに違う呼び方があるようです。そんな呼び方をしているのでしょうか。
ショッピングバッグ
商店やデパートなどでは「ショッピングバッグ」と呼びます。買い物をしたお客様に提供するという意味も込められていて、バッグと呼ぶのは、手提げ式ではない紙袋と区別するためです。手提げ袋やペーパーバッグと呼ばれることもあります。
キャリーバッグ
ホテル業界では「キャリーバッグ」と呼んでいます。物を入れて持ち運ぶというところからのネーミングのようです。
手なし紙袋
持ち手のついていない紙袋は、底のあるものは角底袋、底のないものは底なし袋、マチなし袋と呼ばれています。
紙袋の基本サイズ
手提げ式紙袋には基本となるサイズがあります。縦45cm幅32cmマチ部分11cm、紙袋はほとんどがこの大きさを基本としています。違ってくるのは高さだけでしょうか。紙袋を製造する原紙になるのがハトロン判サイズで、このハトロン判サイズの紙を半分にすると60cm×90cmになります。このサイズの紙を貼り合わせると基本の紙袋のサイズになるのです。1枚のハトロン判の紙から2つの紙袋が作られることになります。高さの基本は45cmですが、高さを変える場合は単純にカットされるだけです。ですからコストは高さがあってもなくても同じコストなのです。
紙袋の販売
出先で買い物をしすぎてちょっと大きめの手提げ紙袋が欲しい……そんなときは仕方なく紙袋を購入する人もいるでしょう。店頭で売られている紙袋は、デザインも豊富ですしシンプルなのから可愛らしいものまで様々です。大きさも色々あって1枚から販売されています。一方、インターネットでも紙袋の販売は行っていますが、ほとんどのサイトが1ロットごとの販売になっているようです。1ロットが100枚から150枚のサイトが多いようです。オリジナルの紙袋を作ってくれるサイトもあり、店舗名を入れたりマークを印刷してもらったりすることが出来ます。何かイベントのある時にはいいかもしれませんね。変わり種で、英字の印刷がされた細長い紙袋もあります。ワインをラッピングするのに最適です。
紙袋の作り方
マチなし紙袋の作り方でしたら簡単です。紙の両端をノリでつけて、片方を折り返して留めるだけです。可愛い用紙で手作りすると自分だけのオリジナル紙袋ができます。プリクラなどを入れて友達にあげるのもいいでしょう。手提げ式紙袋になると、型紙をとらなければいけません。ダウンロードできるサイトがありますので見てみましょう。可愛いイラストの入ったものがたくさんダウンロード用に用意されています。手提げ式紙袋を自作するときのポイントは持ち手の付け方です。しっかりしたものをつけなければ持ち手自体が切れてしまいます。片方の先端を接着剤でつけて、完全に乾いてから反対側の端を接着剤で留めます。片方ずつ留めた方が曲げた状態でつけるよりもしっかりとつきます。完全に持ち手の接着剤が乾いたら、上から抜けてこないようにテープでしっかりと留めましょう。
COLUMN
よく「おばちゃん」と呼ばれる人たちが、買い物をして「袋もう一つちょうだいな」などと言う人がいますね。明らかに何も入れずに紙袋をそのままお持ち帰りなのだろうなという場合でもです。「どうせタダだから」という感覚なのでしょうか。お客様に商品を入れて渡す紙袋は店舗側では購入しているものです。サービスとして提供しているものですので、もらってもいいのでしょうが、荷物を二つに分けて入れたいなどという時以外は店舗側からしたらあまりいいお客様ではないのかもしれませんね。
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