ダンボール
ダンボールといえば引越の必需品です。ダンボール箱がなければ引越の荷物をまとめられません。最近の引越業者では、ダンボールではなく、繰り返し使える食器を入れるコンポや洋服をハンガーのままかけて運ぶコンポがあり、資源が無駄にならずに大変良いものだと思います。小学生の夏休みの工作などでもダンボール紙は活躍しますね。
ダンボールとは
ダンボールは、軽くいうえに程度な強度と衝撃を吸収することに優れています。一方、必要以上の強い力や衝撃を受けると段がつぶれてしまいます。ダンボールがなぜ衝撃に強いのかというと、ボール紙とボール紙の間に、更に中芯と呼ばれるボール紙に段をつけたものが挟んであり、これが衝撃を吸収するからです。ダンボールとはこの3層からなった紙を指し、ダンボール箱とは、このダンボールで作られた箱の事をいいます。一般的にはダンボールといえばダンボール箱のことです。ホームセンターやインターネットでも販売されていますが、引越シーズンになると、スーパーなどの店舗を回ってダンボールをもらい歩く人を見かけます。
ダンボール箱の種類
ダンボール箱は種類分けされているって知っていましたか? 大きさの違いはありますが、形によって分類分けされています。
A式箱
私たちに馴染みのあるミカン箱型のものです。生産性もよく、オーダーのサイズでも型抜きが必要ないため、単価がダンボール箱の中でも一番低価格で箱の強度があるものになります。
B式箱
箱の上下が差し込み式で閉めるようにフタがついているダンボール箱です。底の構造が組み立てワンタッチ式になっているものや、そこも上蓋同様のもの、フタの部分に持ち手がついた物など、様々なものがあります。
C式箱
本体の箱にフタをかぶせて使うタイプのものです。菓子箱のような形です。贈答用の缶ジュースやギフトケースなどに使われます。
N式箱
パソコン部品などが入っている箱はこの型式ですのでお分かりになる人も多いでしょう。強度に優れ、低コストで作成ができます。全てが差し込み式で組み立てられているので、箱を保管する場合には広げて保管できますので、収納に便利です。
たとう式箱
CDや書籍などを入れるのに仕様される、平たくて薄い箱になります。
ポスター用箱
ポスターを丸めて入れたり、釣り竿やゴルフクラブなどの細長いものを入れるのに使われる箱です。
ダンボールで遊ぶ
夏休みの工作などでダンボール紙を使う小学生も多いですね。車や船を上手に作って色づけした物を大事そうに学校が始まると持参します。洗濯機を入れるような大きなダンボール箱で子供のハウスにして遊ばせている家庭もあるでしょう。落書きOK、好きな場所に窓を開けてしまうのもOK、最後には潰してしまっても大丈夫。崩れてくる心配もありません。子供は自分の基地が出来たような感覚で大喜びします。
ダンボール家具
紙なのに家具? そうです。ダンボール紙でできた家具なのです。強化ダンボール紙を使用して作られており、大人が乗ってもつぶれないほど強度のあるものです。机や椅子など、様々なものがあり、普通の家具よりも軽いので転勤族の家庭では喜んで使っているようです。強化ダンボール紙は販売もされていますので、紙を買って自分でデザインした家具を作ってみるのもいいですね。ダンボール家具の作り方の雑誌が出版されていますので参考にして作ってみてはどうでしょう。強化ダンボール紙の価格は、おおよそ1m四方の紙で約3000円弱になります。インターネットでまとめ買いした方が価格的にはお得です。強化ダンボールには2層のものと3層のものがありますので、用途に応じて使い分けてみましょう。
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