お待たせしました、変化球スピリッツ!のメインである変化球の投げ方のページです。このページでは9種類の変化球+ジャイローボールの投げ方について、投げ方はもちろん、わかりにくいボールの握り方などについて説明しています。自分が気になる、覚えたい変化球のページをのぞいてみてくださいね。
では、9種類の変化球とジャイロボールについて、ワンポイント的な紹介をして行こうと思います。この中で覚えたい、もう一回調べて見たいといった変化球があったら、ぜひ確認してみてくださいね。どの変化球も、覚えたらきっと野球が楽しくなりますよ。
ストレートも立派な変化球です。ほかのページでも力説しましたが。ボールには強力なバックスピンをかけるので、シームや、回転のことを考えれば今よりもきっと安定したストレートが投げられるはずです。また、カットボールなど、ストレートの握りを基本にする変化球も多いので、まずはストレートをしっかりと覚えましょう。ストレートなんか投げられるよ、という人も、新しい発見があるかもしれませんよ。
→ストレートの投げ方はこちら
カーブ・スライダー・カットボールについて書いています。まあ、この3つを同じ系統とまとめるのはやや乱暴ですけど、勘弁してください。カーブはみんな知っているかもしれませんが、変化球の基本ともいえますね。いかにも自力で変化させたという感じの変化球で、自然落下のフォークなどと違って、変化球を投げていると言う気分にさせてくれます。スライダー・カットボールは、カーブとはまた違って、ある一点でカクッと曲がります。決まればかなり強力な変化球になるはず。
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フォーク・ナックルがこれにあたります。カーブが回転を与えた変化球なら、落ちる系は回転を抑えることによって変化させるもの。人間の眼は縦方向に対する対応が弱いので、極めれば素晴らしい決め球になるのは野茂選手や佐々木選手が証明していますね。ナックルはさらに強力で、極めた無回転ナックルであれば、まともに弾き返される可能性はかなり低いはず。すさまじく覚えにくく、制球も難しいのですが、試してみませんか? 変り種として、チェンジアップとパームボールも書いています。相手との読みあいに勝てればこんな強力な球もありません。
→フォークの投げ方はこちら →チェンジアップの投げ方はこちら →ナックルの投げ方はこちら
シュート・シンカーの二つは、(右投げで相手が右打者の場合)相手の内角に切れ込む珍しい変化球です。この二つの違いはやや不明確なのですが、横投げ投手がそのままシュートを投げればシンカーになります。いずれにしてもバッターにとっては打ちにくく、詰まりやすいので、信頼の置ける変化球ですね。特にシンカーは横投げ投手のお家芸とも言えるものなので、あなたが横投げを行っているのであれば、覚えて損は無い変化球だと思います。
→シンカーの投げ方はこちら →シュートの投げ方はこちら
他のページでも紹介したとおりジャイロボールは他の変化球とはかなり毛色が変わっていて、実戦レベルにまで習得するのはかなり難しい球です。ただし実戦レベルまで引き上げられたジャイロボールは強力です。最初はお遊び感覚でもいいので、試してみませんか?
そして奇跡のジャイロボーラーに…
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ピッチングフォームには、オーバースローとスリークォーターに代表される上投げ、サイドスローやアンダースローからなる横投げがありますね。それぞれの投げ方によって同じ握りの変化球を投げたとしても、変化が違います。解りやすい例で言えば、オーバースローで投げるシュートをそのままサイドスローで投げれば、それはシンカーという別の変化球に変わります。上投げで横回転のボールを投げれば、横投げでは腕の角度が90度近く変わって縦回転に変わるための変化です。このように、同じ変化球でも、フォームによって全然違いますね。このサイトでは基本的にオーバースローから投げる変化球について話します。
上投げ投手の場合、基本的にはストレートで押すかと思います。そのため、高速系の変化球、例えば高速カーブ・スライダー・SFFなどが効果的ですし、フォークなどは上から投げ下ろせばリリースポイントの高さ分落差が感じられます。チェンジアップは上投げ専用といってよいような変化球です。
基本的に、横投げが投げる変化球は上投げで投げる変化球に慣れたバッターにとってはそれだけで打ちにくいものです。その中で最もお勧めなのがシンカーです。シンカーは横投げ投手のためにあるような変化球で、上投げ投手ではシンカーは習得の難しさのわりに使いにくいものですが、横投げ投手の場合シュートを投げれば勝手にシンカーになります。その分シュートが使いにくくなってしまいますが、シンカーの威力はそれを補って充分なので、よしとしましょう。