葉脈ってなんだかわかりますか? 理科の時間に植物がどうやって生きているか習いましたね? 葉は光合成をする場所です。そして糖質に変えて各場所に栄養分が送られます。これらを送る管が葉脈です。この葉脈を葉から浮き出させる実験です。
葉脈を調べる実験の前に、うまくいく葉といかない葉を紹介しましょう。せっかく実験しても、うまくいかない葉を使っていては、失敗に終わってしまいます。
この実験で使用する炭酸ナトリウム溶液ですが、薬局などで600〜1000円くらいで販売しています。もし、重曹(じゅうそう)が自宅にあるようであれば、炭酸ナトリウム溶液を自分で作ることもできます。
ステンレスか鉄、ホーローの鍋を使います。 アルミニウムの鍋では溶けてしまうので使用しないでください。
重曹(じゅうそう)を鍋に入れて火にかけます。
5分ほど中火でからいりすると、二酸化炭素と水蒸気が発生します。
こうして熱分解してから更に加熱し、5分ほどで、からいりしている重曹が重い感触になったら火からおろします。
こうして熱分解してできた炭酸ナトリウムに少しずつ水を入れて、10%の水溶液を作ります。
簡単にいえば、熱湯に重曹を入れれば炭酸ナトリウム溶液ができるのですが、科学反応の勉強にもなるので、自分で一から水溶液を作るのは、自由研究のレポートを書くうえでも役に立ちます。