実や花など、とくちょうのある部分を採取しましょう。もちろん花や実がついていなくても、葉っぱや、シダなども採取しましょう。小さいものは、全体が見られるように、根の部分からスコップでほります。土をはらい落として持ち帰ります。いつ、どこで採取したのかを紙テープに書きこんで、とった植物につけておきましょう。
花や実がついている場合、そのままフクロに入れてしまうと、花びらや実が落ちてしまいます。用意していた新聞紙に形をととのえてはさみ、さらに、ダンボールで新聞紙をはさみます。これで花や実が落ちることはありません。
葉っぱだけのものでしたら、そのままフクロに入れて持ち帰っても大丈夫でしょう。心配な場合は、新聞紙にはさんで持ち帰ります。
せっかくなので、おし花でうちわを作ってみましょう。用意するものは、うちわのほね組と和紙と合成のりです。
うちわのほね組にのりをつけ、おし花をつけます。 その上から、シワにならないように、和紙をはります。
うちわのほね組をうら返して、うらのほね組にものりをつけ、和紙をはります。 うちわの形に、和紙を切りそろえます。 和紙を細く切り、たて半分におります。
うちわのフチに、細く切った和紙の山をかぶせて、のりではって補強(ほきょう)します。 しっかりかわかして、おし花がすけてみえる、うちわのできあがりです。