平成11年に絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)として指定されてしまったメダカですが、天然のメダカではないのですが、ペットショップやホームセンターなどでは比較的(ひかくてき)安値で販売されています。自由研究でメダカの観察をしてみましょう。
自分でメダカをかっている人も多いでしょう。メダカの観察(かんさつ)をする前に、メダカはどんなものなのかを知る必要がありますね?ちょっとだけメダカの学習をしましょう。
メダカは体の大きさが4センチほどの淡水魚(たんすいぎょ)です。日本ではもっとも小さな淡水魚(たんすいぎょ)で、昔から観賞魚(かんしょうぎょ)として親しまれてきました。いろんな種類がいますが、お店で売られているものは野生のメダカではありません。
めだかの観察をするのにてきしているのは、メスが1匹とオスが数匹いると、産卵(さんらん:卵をうむこと)の様子も観察できるでしょう。メダカは丈夫な魚ですが、水質や水の温度の変化に非常に敏感(びんかん)です。水そうの水をかえるときに、冷たい水を入れてしまったら、あっというまに動かなくなって、何匹かは天国に行ってしまいました。水かえは、1日くんでおいたカルキをぬいた水で、それまで入っていた水そうの水の温度と同じくらいの水で入れかえましょう。エサのあたえすぎも水をよごしますので、あまりあたえすぎないようにしましょう。
オスのメダカは背びれに切れ目が入っています。しりビレもメスよりも長くて大きいのが特徴です。メスのメダカはおなかが少し大きいです。しりビレも小さく、卵をうむ時期になると少しオレンジ色になります。