海の近くに住んでいたら、自由研究のテーマに貝の標本作りを選んでみませんか? 海の近くに住んでいなくても、海水浴に行ったときなどがチャンスです。日本の海には色々な貝がいるので、調べて標本にしましょう。
キッチンハイターで貝を洗う際、衣服につかないよう注意してください。目に入った場合は、すぐに医師の診断を受けてください。子供だけで行わず、必ず保護者の方が一緒におこなってください。
ただ集めるだけなら、海辺の学校では、毎年だれかがやっているかもしれません。まわりとはちょっとちがったことをしましょう。たとえば、毎日波うちぎわにかよって、貝の統計(とうけい)をとってみてはどうでしょうか。どんな貝が何個取れたか毎日記録します。天気や満潮(まんちょう)、干潮(かんちょう)でも、きっとうち上がっている貝の数も種類もちがうはずです。近くに漁師さんがいるのであれば、網(あみ)に、魚といっしょに、どんな貝もかかってくるのか、調査してみましょう。
調べたことをレポートにまとめましょう。貝を採集(さいしゅう)した日、採集(さいしゅう)した数、貝の名前、天気を記入しましょう。分かれば満潮(まんちょう)、干潮(かんちょう)なども書いておきます。漁師さんに聞いた貝のことがあれば、どこの沖ではどんな貝がとれるのか、記録しておきます。貝の種類は、ずかんや、図書館で調べてみましょう。